11月12日八街高校の体育の授業中に投げた砲丸が生徒に当たり、ドクターヘリで救急搬送されました。
砲丸を頭に受けた生徒は誰なのかを調べました。
また、報道内容から、学校の特徴からどのような授業科目だったのかを調査しました。
事故状況を整理しながら、学校の安全管理についても考察しました。
12日午前、千葉県立八街高校で体育の授業中に男子生徒の頭に砲丸が当たった。男子生徒は一時、意識不明となったが、現在は意識が戻っているという。
警察や学校などによると、12日午前11時半前、千葉県立八街高校の関係者から「体育の授業中、男子生徒の頭に砲丸が当たった」と119番通報があった。3年生の体育の授業で砲丸投げの練習を行っていて、別の男子生徒が投げた約4キロの砲丸が高校3年の男子生徒の頭に当たったという。
出典;NNN
では、3年生の体育の授業はどんな授業だったのでしょうか?
グラウンドで生徒が砲丸投げの記録を測定中、別の生徒が投げた砲丸が当たったという。授業には男女の生徒計12人が参加し、男性教諭1人が指導していた。
引用;共同通信社
砲丸投げの授業自体、珍しいと感じたのですが、ネットでも同じ声があがっています。
3年生の普通のクラスの授業で生徒が男女12名は少なすぎますね。
少ない人数で行っているのに、距離の測定中に砲丸を投げるとはちょっと信じられない安全管理ではないでしょうか?
また、この12人で受ける授業とは選択授業ではないでしょうか?
学校の特色としては総合学科です。
学校HPによると
最大の特徴は、非常に自由度の高い時間割作成が可能なことです。
本校では100以上の講座を用意していますが、これらの科目は「必履修科目」(必ず受講する講座)、「選択必履修科目」(選択して必ず受講する講座)「自由選択科目」(制限がなく自由に選択できる講座)の3種類に区分されています。引用;八街高校HP
つまり、この授業は3年生全員がとる体育とは別の体育の授業の可能性があります。
具体的には、学校HPの教育課程でみると、体育の科目は
生涯スポーツ球技、生涯スポーツ武道、生涯スポーツの3つがありますが、砲丸投げは陸上競技なので、タイトル通りに授業が行われていたとすると、予測ですが、生涯スポーツの選択授業になるのではないでしょうか?
出典;NNN
所在地は千葉県八街市八街ろ145−3
ちなみにみんなの高校情報によると、偏差値は40です。
八街市は千葉市から東へ25kmぐらいの位置にあります。
事故の起ったグランドの画像です。
出典;NNN
砲丸がぶつかった生徒は誰なのか、また容態はどうなのでしょうか?
名前 | 不明 |
性別 | 男性 |
年齢 | 18歳 |
学年 | 3年生 |
4kgの砲丸が生徒の左耳の上の部分にあったようです。
意識不明となり、ドクターヘリで病院に搬送されました。
脳振とうと診断され、命に別状はないようです。
そして、意識ももどっています。
念のため、12日は様子を見るため入院するということです。
事故の状況から考えて、安全管理は大問題ではないでしょうか?
八街高校の森豊巳教頭もそのことは認めていて、
「事故に遭った生徒に申し訳ないと思っている。担当教諭は近くにいたが、記録を取っていて生徒が砲丸を投げるところを確認していなかった。危険に対する認識が足りなかったと言わざるを得ず、再発防止に努めたい」と述べました。
引用;NHK
記録をとることも大切ですが、4kgもの砲丸を投げるのになぜ、投げてよいとか、待ての支持を出すことをしないのか理解できません。
少人数であることで、油断していたのではないでしょうか?
このことで、男子生徒が亡くなった場合、謝ってすむ問題ではないですよね。
起った事故に驚きの声ばかりです。
当然の反応かと思います。
もう少し、安全を考慮して、授業を行ってもらいたいです。
まずは、命に別状がなくてよかったです。
後遺症など残らないことを祈るばかりです。