福岡の天神で起った殺人事件に松本英光容疑者の岡本顕一郎さんへの強い恨みがあったようです。
この恨みがうまれてくる過程を詳細にわかりやすく解説します。
この内容を理解すると、殺人計画の全貌がみえてきます。
さらに、松本英光容疑者、岡本顕一郎さんのプロフィールと顔画像を調査しました。
犯行後の「おいネット弁慶卒業してきたぞ」のブログの全文、その内容なども調査しました。
福岡屈指の繁華街・天神に24日夜、一時パニックになる事件が発生。
人通りの多い天神西通り近くの大名小学校で、男性が襲われたということで規制線が引かれて捜査が行われた。
小学校を改装した施設。
レンタル会議室や企業の事務所などがある。
その一角、1階のトイレで午後8時前に男性が刺された。
41歳の岡本顕一郎さん。東京在住だが、24日はITセミナーの講師を担当。
終了直後に背中などを数回、刺されて死亡した。
刺したとされる男は現場から逃走したが、約3時間後、市内の交番に出頭した。
出典;ANN
では、この事件は強い怨恨が犯行動機のようです。
被害者と容疑者のプロフィール、顔画像から紹介します。
名前:岡本顕一郎(おかもと けいいちろう)
年齢:41歳
住所:東京都江東区東雲2丁目
職業:IT関係のセミナー講師(Hagex)
関係者は「ネットセキュリティーの専門家として著名な岡本さんと、国内トップクラスの知名度を持つネットウオッチャーのHagex氏が同一人物であることはほとんど知られていなかった」と話す。
引用;西日本新聞
岡本顕一郎さんはネットセキュリティーの専門家であり、Hagexという名前で、ブログでも有名な男性のようです。
顔画像はこちらです。
出典;NHK
名前:松本英光(まつもと ひでみつ)
年齢:42歳
住所:福岡市東区筥松(はこまつ)1
職業:無職
顔画像はニュースの映像から
出典:JNN
2人の間にどのようなことがあったのでしょうか?
犯行動機はネット上のトラブルのようです。
岡本さんは「Hagex」という名前でブログを書いていて、調べに対し、松本容疑者は「インターネット上で恨んでいたHagexという男を死なせてやろうと思った」と話しているという。
引用;JNN
もう少し具体的にみてみましょう。
松本英光容疑者は岡本顕一郎さんだけでなく、多くのユーザーへの荒らし行為、誹謗中傷をしていたようです。
そのたびに、岡本顕一郎さんにはてなブックマークに通報され、アカウントを停止させられていました。
岡本さんは誹謗中傷を繰り返す松本容疑者を低能先生として拡散し、はてなブックマークに通報を進めていました。
そのことで、松本容疑者のアカウントを停止する速度が日増しに速くなり、松本容疑者はネット上でしか会ったことのない岡本さんに対して激しい恨みを持つようになったようです。
犯行現場、犯行計画を順にお知らせします。
福岡市中央区大名2の旧大名小学校です。
旧大名小学校のストリートビューの画像は
出典;google map
旧大名小学校は、福岡市などが起業支援の拠点として活用していて、この校舎の一部にベンチャー企業の事務所や、貸会議室、バーなどが入っているそうです。
福岡市中央区大名2丁目の旧大名小学校内に4月12日、官民共働型スタートアップ支援施設「FUKUOKA growth next(福岡グロースネクスト)」が誕生しました。
出典;ファンファン福岡
さらに建物の中の詳しい画像も
出典;西日本新聞
岡本さんはトイレで待ち伏せをされ、背中を刃物でさされました。
松本容疑者は自分が東京へ行き、岡本さんを殺すのではなく、地理的にも詳しい福岡で犯行を実行する計画を立てます。
岡本さんは、同日午後5時半から、施設の1階会議室であったネット関連のセミナーで講師を務めていました。
松本容疑者はセミナーには参加せず、当日の日程を十分に把握して現場を訪れ、トイレで待ち伏せしていたようです。
首や胸などを刃渡り約16・5センチのナイフで複数回刺して殺害。
死因は出血性ショックです。
複数回刺すところに強い殺意を感じますね。
その後、刃物を持って自転車で逃走しますが、3時間後、福岡市の交番に出頭。
ただし、この逃走の間、恐ろしい犯行声明を流します。
それが、次のブログで「おいネット弁慶卒業してきたぞ」です。
24日午後10時29分に投稿されたブログ「はてな匿名ダイアリー」には、「おいネット弁
慶卒業してきたぞ」という書き込みがある。
「ネット弁慶」とは、ネット上では強気だが、実生活ではおとなしく小心者な人を意味する
ネット用語です。
「俺を『低能先生です』の一言でゲラゲラ笑いながら通報&封殺してきたお前らへの返答だ」
などと、過去にやりとりしてきた人たちをあおる言葉を発信しています。
ネットのやりとりで恨みを買い、殺人事件に発展するのは本当に残念で悲しすぎますね。
ネットのセキュリティの専門家がネットのトラブルで亡くなるなんて、なんという皮肉でしょうか?
亡くなった岡本さんのご冥福をお祈り申し上げます。