ハンターが撃った銃弾が誤って男性に当たり、男性が死亡する事故がおこりました。
佐孝英司容疑者の顔画像、プロフィール、さらに経営している店の調査を行いました。
また、事故現場の特定や、猟銃の許可制度なども調査しました。
事件の経緯を調べると、なぜ撃たれたのかが解明されてきました。
本当に安全に問題がなかったのかを、ネットの声などを通じ、お伝えします。
北海道の恵庭市で、ハンターが撃った銃弾が誤って山で作業をしていた38歳の男性に当たり、男性は病院に運ばれたが、死亡した。
猟銃の誤射事故があったのは、恵庭市盤尻の山林。午後2時前、ハンターの男性が撃った銃弾が、山に作業に来ていた千歳市の菅田健太郎さん(38)に当たった。菅田さんはドクターヘリで病院に搬送されたが、死亡した。
出典;NNN
ハンターの誤射で人が亡くなるという衝撃的な事故です。
では、ハンターや被害者はどのような人物でしょうか?
〇追記:12月29日 北海道で再び誤射か?
29日午前、苫小牧市の山林で、シカ撃ちにきていたハンターの勝呂さんが、左手をけがしました。
警察は勝呂さんが別のハンターの打った流れ弾に当たった可能性があるとみて調べています。
引用;HTB
名前 | 佐孝英司(さこう えいじ) |
年齢 | 49歳 |
住所 | 札幌市中央区南21条西12 |
職業 | 自営業(美容師) |
店舗名 | RAGGA(ラガ) |
猟銃免許 | 所持 |
ハンター歴 | 6年(40頭の鹿を捕獲経験) |
フェイスブックのアカウントを調査しましたが、本人の特定には至りませんでした。
検索結果をリンクしておきますので、気になる方はこちらへ。
ニュースの映像などでは公開されていません。
佐孝英司容疑者の自営業の店を特定しました。
住所と変わった名前などから本人の店に間違いないようです。
では、この佐孝容疑者の店ラガについて調べてみました。
結構オシャレな店のようです。
出典;beauty.hotpepper
5人のスタイリスト・アシスタントがいて、札幌市にあるようです。
所在地は北海道札幌市中央区南1条西1丁目3 板谷ビル3F
店の評判は、口コミから
・どのようにしたいか伝えると、豊富な知識からいろんなパターンを提示してくれます。そして、自分でスタイリングしやすい形を考えてくれます。(女性/50代/その他)
・今回も素敵な髪型にして下さり、ありがとうございました!
周りの評判もよく、とても気に入りました。
セットも楽で、私にぴったりです!
またよろしくお願いします!(女性/40代/会社員)
そして、店のオーナーとしてお客様を親戚と思い大切にしているようです。
とても評判のいい美容院のようです。
今回の猟でもそれぐらいの姿勢があれば、このような事故にならなかったかも。
カットは梳き鋏を使いません。お客様は遠い親戚と思っています。親子孫等3世代でいらっしゃる方も多く、またそれが嬉しく感じます。美容室選びで困っている方がいらっしゃってくれると、きっと満足して頂けます。Wash&Go(洗いっぱなしでOK)が基本です。なお、新規のネット予約はお断りさせて頂く事があります。
次に被害者はどのような方だったのでしょうか?
名前 | 菅田健太郎(すがた けんたろう) |
年齢 | 38歳 |
住所 | 千歳市大和 |
職業 | 林野庁の恵庭森林事務所の職員 |
菅田さんの顔画像はこちらです。
出典;UHB
とてもまじめで仕事熱心だったようです。
事故現場はどこでしょうか?
北海道恵庭市盤尻の山林とあります。
さらに、現場は恵庭渓谷にある観光名所の滝の近くとあります。
すごく恐いですよね。
現場付近の画像です。
出典;UHB
観光名所の滝の近くということは、一般の人もたくさんくるのではないでしょうか?
そんな場所で猟が許されているのが不思議でなりません。
撃たれたときの状況を振り返ってみましょう。
20日午後2時頃、林野庁の恵庭森林事務所の職員の2人が現場の国有林で台風で倒れた倒木の調査に来ていました。
1人でシカ猟に来ていた佐孝容疑者は入林届出さずにシカ狩りをしていたようです。
菅田さんは鹿と間違えられないように、職場で誤射防止のために義務付けられたオレンジ色のヘルメットとベストを着用。
汗拭き用の白いタオルをヘルメットの下につけていました。
再現のCG画像です。
出典;UHB
きまりを無視していた佐孝容疑者と、万全な対策をしていた菅田さんに悲劇が起こります。
2人の位置関係は
当時佐孝容疑者と菅田さんは、ともに林道上にいてゆるやかなカーブを挟みおよそ130m離れたところにいました。
出典;UHB
なんと、これだけ離れているのにスコープで確認せずに撃つという信じ難い行動にでます。
佐孝容疑者は「シカ笛を吹いたら白いものが動いた。シカの尻だと思いスコープで十分確認せず撃った」と供述しています。
この時の「白いもの」とは、菅田さんの白いタオルとみられています。
出典;UHB
北海道猟友会では考えられない事故だと指摘しています。
弾丸が、菅田さんの腹にあたります。
ドクターヘリで救急搬送しますが、3時30分頃、搬送先の病院で亡くなりました。
〇追記:11月22日18:50 「サボットスラッグ弾」という弾を使用
警察などによりますと、佐孝容疑者が使用していたのは、「サボットスラッグ弾」という弾でした。
他のハンターによりますと、命中すると傘のように開く弾で、殺傷能力は、通常の弾の2、3倍になるということです。
引用;UHB
そんな強力な弾の入った銃を使うのですから、慎重に銃を取り扱ってもらいたいです。
本来、銃を持つことは、銃刀法違反になります。
北海道では猟が行われるため、北海道警察で「猟銃所持許可及び更新申請に伴う講習会」が行われています。
猟銃所持許可及び更新申請に伴う講習会
銃砲刀剣類所持等取締法第5条の3に基づく猟銃及び空気銃の取扱いに関する講習会(初めて猟銃又は空気銃を所持しようとする方は初心者講習会、現在許可を受けて猟銃等を所持している方及び政令で定めるやむを得ない事情により更新を受けることができなかった方は経験者講習会)及び同法第9条の14に基づく年少射撃資格の認定のための講習会を次により開催します。
講習会開催日の10日前までに、受講申込書に写真を添えて、申請する方の住所地を管轄する警察署に申し込んで下さい。
引用;北海道警察HP
安全に対して問題はなかったのでしょうか?
すごく疑問を感じます。
では、ネットの声を聞いてみましょう。
・毎年1件や2件この手の事故がありますが、どうも納得できない。動物かどうか確認してから撃てばいいのにと思ってしまう。この場合鹿なのだから、ハンターの命がかかっているわけでもないし、山菜取りやキノコ採り、山仕事、ハイキング、釣りなど他の人がいる可能性が高いのだから無闇にぶっ放す神経がわからない。
・なんか黒いものが動いているっていうだけで撃つのは怖すぎる。完全に動物の姿を確認してから撃ってほしい。
・判断が出来なければ撃つべきではない。SGならばもう少し至近距離で狙い、確認してれば誤射は防げたかもしれない。
・猟師が入る日時、エリアは届け出とか無いのでしょうか?
森の中で仕事をされる方はその届け出が出ているかどうか、どのエリアかを確認して森に入るようにしてないの?
猟師の方も好き勝手に森に入って撃ったりしてないと信じたい。
悲しい事故ですね。・情報共有してないの?してないのに動いたものを確認せず撃つの?アリエヘン!
・単なる事故なのか、事故に見せかけてなのか、誰にも真実はわかりません。日頃の二人の人間関係等が判ればまた違った展開になるかもね。
引用;Yahoo!ニュース
本当にあり得ない誤射事故ではないでしょうか?
亡くなった菅田さんのご冥福をお祈りいたします。