6月18日午前7時58分、大阪府北部を震源とする震度6弱の地震が発生。
この地震で何名の方が亡くなったが、高槻市の児童が倒壊した塀の下敷きになる事件が悲しすぎます。
三宅璃奈さんのプロフィール、顔画像の調査を行いました。
また、なぜ、この悲劇にあってしまったのか。
さらに、塀倒壊に対する高槻市の責任なども調べてみました。
大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震で、登校中の4年生の女の子がプールの壁に下敷きになり、亡くなる事件が起こりました。
現場の近くに住む76歳の男性は「揺れがおさまって外に出ると、学校の塀が崩れていた。
女の子が下敷きになった辺りには人だかりができていて、子どもが学校へ持って行く袋などが散乱していた。
先生と見られる人が泣きながら正門を出入りする姿もあった。
阪神・淡路大震災の時ですら崩れなかった塀なので、今回の地震は相当強かったと思う」と話していました。
出典；NHK WEB NEWS
6月18日2２時現在、この地震で４人の方が亡くなっています。
ご冥福をお祈り申し上げます。
さて、この現場をもう少し詳しくみてみましょう。
事故があったのは高槻市立寿栄（じゅえい）小学校。
問題のプールの画像です。
出典；ｇoogle map
地図の矢印の方向で登校してきました。
正門まであと数ｍのところで事故にあいました。
名前：三宅璃奈
年齢：9歳
学年：4年生
学校での役割：児童会の代議員
顔画像は公開されていないようです。
彼女を知る人の評判はとてもよいようです。
通学路で見守り活動を続ける男性（６８）はこの日朝も「行ってらっしゃい」と言うと、「行ってきまーす！」と元気よく返してくれたという。
引用；朝日新聞デジタル
また、三宅さんの弟と同級生の子を持つという女性によると、
「かわいくて礼儀正しくて。いつもにこにこしていた。ほんとにつらくて、悲しい」と涙ながらに語った。
引用；朝日新聞デジタル
いつもは弟と一緒に登校したいたのですが、今回はちがったようで、そのことが悲劇に遭遇することになるとは。
三宅さんは、まじめで元気のいい、女の子で児童会の代議員を務めるほどの子です。
１１日から２週間の予定で朝の「あいさつ運動」の当番のため、先に1人で登校中に事故に巻き込まれたようです。
すごく、悲しすぎますね。
このフェンスは上半分が見事に崩れ落ちています。
上の部分の塀は今にも崩れそうな雰囲気ですね。
実はこのフェンスは昭和49年にできたそうです。
44年前からあり、当時は下から1.9ｍはそのままあり、その上は網のフェンスだったようです。
しかし、プールの中が見えてしまうということで、網のフェンスを取り外し、ブロック塀を積み重ねる形で現在の形になったようです。
つまり、増築した部分が落ちたことになります。
工事は完璧だったのでしょうか？
この点について、大阪府警は、業務上過失致死容疑の可能性も視野に入れて、市などから事情を聴く方針。
明らかになり次第追記していく予定です。
追記：19日１１：００倒れた壁は違法建築
高槻市の教育委員会は、壁が違法建築で過失を認めました。
市教委は夜に会見を開き、壁の構造や強度が脆弱（ぜいじゃく）で地震に耐えられなかったことが倒壊の原因と説明。現場の壁は高さ3.5メートルでしたが、建築基準法では2.2メートル以内で設置する規定になっていて、違法建築にあたるとして市教委は管理責任を認めました。
引用；ANN
この責任は重大ではないでしょうか？
追記：２１日２３：４０保護者向けの説明会不評「中身なし」
高槻市立寿栄小学校で21日夜、保護者向けの説明会が開かれたが。
約300人が参加したが「中身がなく、知りたいことは何も分からなかった」と不満を漏らす保護者も多かった。
午後6時から始まった説明会は、予定を超えて同8時すぎに終了。参加者らによると、田中良美校長が冒頭に事故の経緯や受け止めを表明。
保護者からは「なぜブロック塀の違反に気付かなかったのか」「心のケアはどうするのか」といった質問が相次ぎ、涙を浮かべながら不安を訴える人もいたという。
引用：時事通信社
保護者の反応は当然だと思います。
学校側は教育委員会に開きなさいと言われ、何を伝えるか準備ができてなかったようで、残念ですね。
本当に残念でなりません。
怪我をされた方の回復、さらに、ライフラインがやられ困っている方など大変なことになっています。
1日も早く、回復することを祈りながら、亡くなった方のご冥福をお祈り申し上げます。