6日夜、北海道札幌市で、タクシーに乗り込んだ男が車内で暴れ、防犯ボードなどを蹴って壊した後、料金を払わずに立ち去りました。
その男は8日夜、警察に自首。
驚いたことに犯人は30代の弁護士。
弁護士に自首を覚悟させたものは…………..
弁護士に自首を覚悟させたものはドライブレコーダーの存在だろう。
「東7でも通んねえよ、どうなってんだよ、おい! おい! 」
出典;Fun Science
11月6日午後11時30分ごろ、札幌市中央区のススキノで、タクシーに乗った男が運転手に暴言を吐いて暴れ、防護板などを蹴り始めました。
その後、男は乗車料金990円を支払わず、そのまま下車。
さらに、スマートフォンを車に投げつける悪態ぶり。
タクシー会社は8日に被害届を提出。
被害額は、タクシー運賃990円、防犯ボード約14万円。
タクシー会社から被害届を受けた警察は、この防犯カメラの映像を解析し、9日までに男の身元を特定しました。
翌日、酔い醒めたあと、反省したのかもしれないが、逃げ切れないと観念したと推測する。
法廷で証拠などを争う弁護士であれば、タクシー会社のドライブレコーダーにすべての証拠が残っていることぐらい、容易に想像できたはずだ。
犯罪のすべてが録画されているドライブレコーダーの威力はすごいものだ。
【事故時の映像を記録し、事後処理をスムーズにできる。】
交通事故を起こしたとき、もめるのが過失の割合。
ドライバー同士の言い分が異なるときもある。
そんなとき、事故を起こした時の映像を保険会社や警察に提出することで資料として採用される場合があります。
【当たり屋対策に】
このご時世、油断できないのが当たり屋(故意にぶつかってくる交通事故を装った詐欺)。
この当たり屋の悪意を明確にし、自己防衛に役立ちます。
自分の運転が録画されていると、無謀な運転はやりづらい。
映像を分析すると、車の速度までわかるので、自然と安全運転を心掛ける。
「ヒヤリハット」の瞬間の記録を確認することにより、事故になりそうな状況を予測したり、安全運転の参考にしたりすることができます。
「ヒヤリハット」とは・・・乱暴な運転や集中を欠いた状態で運転をしてしまい「ヒヤッ」「ハッ」とするような瞬間のこと。
バスには 大学生ら15人が死亡した長野県軽井沢町のスキーバス事故(2016年1月)を受けて、ドライブレコーダーの設置義務化されている。
ドライブ好きなドライバーには、走行映像を楽しめます。
パソコンに保存したり、動画共有サイトに投稿してみんなで楽しむこともできます。
価格であるが、最も安いもので2000円代から。
価格.COMでの値段別販売シェアを調べると、10000円以下で約23%。
10001円から14000円で約18%。
14001円から22000円で約38%。
22001円以上で約21%。
出典;価格.COM
値段と性能等、比例する部分があるので、ドライバーのニーズにあうものを購入すればよい。
さらに普及率は普及率は、タクシーのような事業用車両では50%を超えた程度。
一般の乗用車では10%程度にとどまっているというのが現状のようです。
タクシーの運転手は危険な職業であることがよくわかった。
私達が、今回のタクシーの運転手のような危険にさらされることは少ないかもしれない。
しかし、交通事故を起こす可能性や予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性はゼロではない。
いざというときの、お守りとしてドライブレコーダーは有効である。
こうしたときに備え、ドライブレコーダーの取り付けを考えてもよいのでは。