JALでまたも飲酒問題です。今度は客室乗務員です。
飲酒した客室乗務員の名前、年齢、担当、経験などを調べました。
航空業界は飲酒事例が多すぎて、とてもやばいです。
日本航空は25日に会見を行い、今月17日、乗務中の客室乗務員の女性(46)から社内の基準値を超えるアルコール値が検出された件について、「機内での飲酒があったと判断した」と発表し、謝罪しました。
出典;JNN
では、その客室乗務員はどのような人物でしょうか?
名前 | 不明 |
年齢 | 46歳 |
性別 | 女性 |
経験 | 1995年入社、業務歴約23年 |
名前は現在のところ不明ですが、乗務していた便やその便のどの場所を担当しているかがわかっているので判明する可能性もあります。
わかり次第追記していきます。
つい先日、イギリスで副操縦士が飲酒で捕まり、懲戒免職になったばかりです。
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今回、飲酒をしたと判断されたのですが、発覚までの経緯や、乗務していた便、担当していた場所など詳しく調査しました。
まず、乗務していた便は12月17日の成田発ホノルル行きJL786便(ボーイング787-9型機、登録記号JA874J)。
成田を午後7時58分に乗客123人と乗員12人(パイロット2人、客室乗務員10人)を乗せて出発し、ホノルルには現地時間同日午前7時27分に到着。
飲酒した客室乗務員は、機内サービス時はビジネスクラスの進行方向右側の列を担当。
出典;aviation
担当していたビジネスクラスの座席の画像はこちらです。
出典;aviation
では、発覚までの時系列整理をしてみました。
乗務2時間前 | 飲酒検査で検出されず |
乗務中 | 同僚の客室乗務員3人がアルコール臭を感じる。 |
別の1人を加えた4人が普段と様子が異なると感じる。 | |
4人が客室責任者である先任客室乗務員に報告。 | |
何度も化粧室に出入りするのを目撃される。 | |
午後11時50分頃 | 手持ちのアルコール感知機を使って検査すると、社内基準値の1.5倍 のアルコールが2回検出。 |
翌日午前0時20分頃 | 3回目の検査でも検出。 |
その後 | 全ての業務から外される |
MIDギャレーのゴミ箱からシャンパンの空きビンが見つかる |
発覚した訳をまとめると
・アルコール臭があった。
・様子が変。
・化粧室に何度も出入り。
・シャンパンが持ち出されていたMIDギャレーに出入りするのを目撃されていた。
また、この客室乗務員は実は過去(昨年11月)にも飲酒を疑われています。
仲間からもマークされていたのでしょうか?
ただし、本人は否定しているようです。
〇追記:1月10日21:50 飲酒を認める。
発覚当時、飲酒を否定していたが、現在は認めており、女性乗務員は「疲れがたまっていたので飲んでしまった」と話しているという。
引用;FNN
〇追記:1月18日22:50
国土交通省から事業改善命令などを受けていた日本航空が新たな対策を公表。
日本航空は18日、会見を開き、飲酒問題の対策として、わずかでもアルコールが検出されたパイロットや客室乗務員は乗務させず、乗務の前だけでなく乗務の後にも検知器を使った検査を行うと発表した。飲酒に関する処分もより厳しくするとしている。
引用;NNN
日本航空だけではありませんが、飲酒の問題が何度かあるようです。
いくつかの事例を報告すると
〇JAL男性CA,乗務中にビール:2018年5月22日
22日のJL8791便(ボーイング787-8型機、登録記号JA832J)は、ホノルルを午前10時15分(日本時間23日午前5時15分)に出発。離陸から約3時間後の太平洋上空で、JALバンコク空港所に所属する男性客室乗務員が、ビール1缶をラバトリー(化粧室)に持ち込むのを、乗客が発見。当該の客室乗務員がラバトリーから出てきた際には、缶を持っていなかった。その後、乗客がラバトリー内のごみ箱からビールの缶を発見した。
出典;aviation
このCAは2017年4月入社の乗務歴は8カ月です。
乗客にみられて発覚とは大変お粗末な事例です。
〇JAC機長、自宅で300mlの缶ビール2本飲み、機長交代で遅延:2018年12月5日
飲酒による機長交代の影響で、11月28日に4便に遅延が生じました。
機長交代が生じたのは、28日の鹿児島発屋久島行きJC3741便(ボンバルディアQ400型機、登録番号JA851C)。JACによると、機長が鹿児島空港内のオフィスへ出社時に実施したアルコール検査で、制限値の0.1ミリグラム/リットルに対し、これを超える0.2ミリグラム/リットルが検出されたという。
引用;aviation
機長の飲酒により、便が遅れるなんて、プロ意識の欠如ではないでしょうか?
〇ANA機長、5時間で6杯。機長交代で遅延:2018年10月24日
飲酒したANAウイングスの機長(当時)は、乗務前日の10月24日午後5時から午後10時まで、滞在先の沖縄県石垣市内で、同僚のANAパイロットと2人で飲食。当該機長は5時間かけて、ビール2杯とチューハイ1杯、ハイボール3杯の計6杯を飲んだ。
翌25日朝、機長が体調不良を訴えたためパイロットの交代が生じ、機長が乗務予定だった同日の石垣午前8時10分発那覇行きNH1762便(ボーイング737-500型機、登録番号JA300K)の出発が54分遅れるなど、計5便に各便1時間弱ずつの遅延が発生した。
出典;aviation
当該機長はその後、11月6日付で諭旨退職処分になっています。
非常に多いですよね。
大勢の人命を預かっている仕事です。
飲酒などもってのほかではないでしょうか?
かなり高給をもらっているはずです。
しっかりやってもらいたいですね。
やはり、ネットでもがっかりした声や、またかよという声が多いです。
なんとかしてもらいたいですね。