宮嶋泰子氏が速見元コーチの謝罪会見で変わった質問をし、ネットで炎上しています。
その異色な、爆弾質問の内容を調査しました。
また、宮嶋氏と塚原夫婦との関係を調査しました。
宮川紗江選手への暴力行為を理由に、日本体操協会から無期限の登録抹消処分を受けた速見佑斗元コーチが5日、東京都内で謝罪会見を開きました。
元コーチは5日に都内で記者会見を開き、「選手に対するたび重なる暴力行為によって、選手はもちろん周りにいた選手・コーチに不快な思いと恐怖を与えてしまったことを深くおわび申し上げます」と謝罪の言葉を述べました。
そのうえで、頭をたたいたり、おしりを蹴ったりするなどの暴力をふるっていたことを改めて認め、「私は、今の時代において暴力は決して許されるものではないということを深く実感している」と述べました。
選手側は元コーチから引き続き指導を受けたいという意向を示しています。
出典;NHK
この会見の最後の方で質問をした女性記者が他の記者と違った観点からの質問に対して、ネットで話題になっています。
では、まず、どういう内容の質問だったのでしょうか?
女性記者の2つ質問をしています。内容をまとめると
〇宮川選手が暴力を受けたことによる脳の損傷があるのでは?
〇暴力を受けているにも関わらずコーチを支持していることに対して宮川選手はカウンセリングを受けるべきではないか?
〇宮川選手がプロ宣言したことは、速見コーチの金もうけのためではないか?
3つ目の質問は指摘をしていて、質問したいと宣言した内容は上記の2つです。
それに対して速見元コーチは
「当然専門的なカウンセリングだとか、カウンセラーの方の意見を聞いた方がいいと思いますし、必要であれば、ケアをしてあげるべきだと思います」
引用;dot.asahi.
際どい質問に対して落ち着いて対応しています。
指摘した3つ目の内容に対しては
宮嶋さんは、宮川選手が昨年10月に大阪体育大学と5年間契約を結んだにも関わらず、入学しなかったことを指摘。さらに宮川選手がプロ宣言した背景には「速見さんの生活のためではないか」と畳みかけた。
速見元コーチは大阪体育大学との契約について次のように説明した。
「大阪体育大学には宮川選手がどういう形でやっていくか、マーケティング活動をしていきます、ときちんと申請を出し、それを承認いただいて、スポンサーと大阪体育大学と契約を結んだ。ただ、協会の規定がまだできる前になっていたので、(改めて)どのような手続きをしたらよろしいでしょうか、と協会ともやり取りをしていました」
引用;dot.asahi.
異色な爆弾質問をした記者はどのような人物でしょうか?
名前:宮嶋泰子(みやじま やすこ)
年齢:63歳
職業:スポーツコメンテーター
所属:テレビ朝日
顔画像は
出典;asahi.com
体操の取材歴40年超のスポーツコメンテーターのようです。
今回の報道で塚原夫婦を擁護するのは宮嶋氏。
また、宮川選手、速見元コーチを擁護するのは池谷幸雄氏という構図です。
まず、宮嶋氏と塚原夫婦との関係は
報道によると、宮嶋泰子氏と塚原千恵子氏(71)の関係は昔から付き合いがあり、隠し撮りの音声データを「報道ステーション」で公開したのも宮嶋氏のアイデアだったとある。
すなわち新体操連盟の理事である宮嶋泰子氏と、体操女子強化本部長の塚原千恵子氏はズブズブの関係で、テレビ朝日とは利益をともにする間柄。
引用;ビター・マガジン
宮嶋氏と塚原夫婦との関係はべったりで宮嶋氏は、塚原夫妻について次のようにコメント。
「これまで取材をしてきて、塚原夫妻は不正が嫌いで、選手のことも考えているような人であり、引き抜きなどとんでもない」
引用;ニフティニュース
塚原夫婦が直接謝罪を申し込んできましたが、宮川選手は代理人の山口政貴弁護士を通じて拒否しました。
その理由が
謝罪を拒否した理由について「結論から言うと、頭だけ下げてもらったって何も意味がない」とコメント。更に「宮川選手が勇気を振り絞って会見したのは、単に頭を下げてもらうということではなく、今まで塚原さんはじめ、協会内部の体質におかしいところがあった。そこを正したい、公正公平な選考をしてもらい、選手ファーストでやってもらいたい。
引用;ディリー
さらに、池谷氏も
権力持っているから怖い。話せる状態にするには(体操)協会が塚原夫妻のポジションを外すなどしてもらわないと、怖くて話せないという(状況なの)が、僕の周りにもある」と話した。
引用;ディリー
今回の謝罪会見をみたネットの反応はどうだったのでしょうか?
さまざまな意見がでています。
〇追記9月8日10:00体操協会第三者委立ち上げ
メンバーは弁護士の岩井重一委員長ら5人の弁護士で構成されている。そのなかで岩井委員長は今後、宮川選手や関係者などから聞き取りを行うなどと話した。
引用;NNN
結果がでるには、1カ月から2カ月かかる見込みのようです。
〇追記:9月8日 衝撃映像と同じことを塚原千恵子も。
体操業界では、暴力指導は伝統のように受け継がれていたようです。
塚原千恵子もまた、例外ではないようです。
千恵子氏の鉄拳も負けていない。同誌によると、87年の世界選手権で信田美帆選手が跳馬に失敗して1回目に頭を強打し、2回目も頭頂部から落下。信田は千恵子氏から「目を覚ませ!」と、平手で何度も殴打され、目にした海外選手は「日本はどうかしている」と、まさにドン引きだったというのだ。
この記事に対し、塚原氏側は出版差し止めを請求したが、これが事実なら、千恵子氏は30年前から暴力指導に手を染めていたことになる。
引用;日刊ゲンダイ
〇追記:9月10日 20:10 塚原夫婦職務一時停止
日本体操協会は臨時理事会を開き、第3者委員会の調査が終了するまで、塚原光男副会長、千恵子女子強化本部長の職務一時停止を決めた。
10月末の世界体操までに調査が完了するのが困難だとして、2人の職務一時停止を決めた。
引用;FNN
〇追記:9月10日 22:00 宮川紗江、暴力動画公開に怒り
当サイトでもアップした速見コーチが宮川選手に暴力を振るった動画(ユーチューブ削除にともない、削除しました)に対して、怒りのコメントです。
宮川は「叩かれた時は親に話していました。また、コーチから親に連絡していました」とし、「改めてあのような映像を公開することの意味が理解できません」とコメント。
引用;スポーツ報知
さらに、コメントは続き、
「コーチはすでに暴力を認めて処分も全面的に受け入れ、反省しています。そのような中、改めてあのような映像を公開することの意味が理解できません。私の叩かれている姿を許可もなく、全国放送されたことに怒りを感じています」と訴えた。
引用;スポーツ報知
〇追記9月17日23:00 塚原千恵子に新たなパワハラ疑惑
体操女子パワハラ問題で、新たな問題点が浮上。それは『体操女子2020東京五輪強化選手(以下、2020)』というプロジェクトをめぐる疑惑です。
’17年の段階では《強化本部員より推薦、強化本部長の承認を得た選手》が対象者とされていた。それが’18年になると、なぜか強化本部員の権限が消滅して《強化本部長の推薦を得た選手》に変更されている。その強化本部長とは、渦中の塚原千恵子氏だ─。
「彼女に気に入られないと、参加できないってことですよね? “女帝”と言われてもしかたがない絶対的な権力を協会が与えてしまいました。引用;週刊女性PRIME
速見元コーチを擁護する声、非難する声、どちらもありますね。
暴力を振るった事実はやはりマイナスだし、許されることではないでしょう。
また、宮川選手、速見元コーチの関係も微妙な気がしますね。
体操業界というより、スポーツ業界の闇の部分が今、一気に暴かれているような気がします。
業界が生まれ変わってもらいたいですね。