6月に起こった大阪北部地震に始まり、7月上旬の西日本を中心とした記録的豪雨で、被害が広がっています。
災害にいつ遭遇するかわからない状況です。
カップ麺は水で作れるのか。時間はのかどれくらい必要なのか、賞味期限切れはどこまでOKかなどを調査しました。
水はあるけれど電気もガスも使えないという状況のとき、お湯なしでカップ麺は作れるのか?を検証しました。
結論から言うと、水でも作れます。
警視庁警備部災害対策課が昨年の9月1日「防災の日」に向けて発信したTwitterから紹介します。
一応、あらゆるカップ麺で対応は可能のようです。
やり方は簡単に紹介すると
〇カップ麺
水を注ぎ、ほぐれるまで待つ。粉末スープは先に入れる。
出典;えんウチ
〇カップ焼きそば
麺が隠れる程度に水を注ぎ、20分待ち、その後液体ソースをからめる。
出典;BuzzFeed
では、カップ麺でなく、袋に入ったインスタント麺でも可能なのか?
めんどくさいが、可能です。
〇袋麺
水を袋麺に直接注ぎ、倒れないようにペットボトルなどに立てかけるなど工夫が必要。
お湯で作る場合は90℃のお湯が美味しくできるそうです。
そして、たいていは3分です。
普通の水では、3分では食べれる状態にはなっていません。
15分で食べることができるようになるようです。
チキンラーメンなどの場合は15分ほどで美味しくなります。
うどんなどの場合は20分以上。
普段のおいしさを求めるなら30分がオススメ。
災害時に、忍耐強く待つことができるでしょうか?
美味しく食べたいのなら、じっと我慢のようです。
商品により、向き不向きがあるようで、“油揚げ麺”かつ“スープの油が少ない”製品が向いているようです。
まず、賞味期限と消費期限に関しては整理しておくと、
〇賞味期限:品質や味に問題なく、おいしく食べることができる期限
〇消費期限:多少味わいが変化している可能性があるが、品質には問題なく、安全に食べることができる期限
と定義されています。
カップ麺の賞味期限は、通常、製造後半年です。
さらに、
ほとんどのメーカーでは、
賞味期限は、消費期限の70%で設定しており、
そこから逆算すると、カップ麺の消費期限は、およそ9ヶ月ということになります。
引用;なるほどサイト
賞味期限切れの3カ月までは問題なく食べることができます。
ただし、条件があります。
適切な保管環境でおいてあった場合の話です。
適切な常温保存が基本で、次の2つが要求されます。
〇直射日光が当たらない、風通しの良い高温にならない場所
〇湿気のすくない場所
もちろん、食べる前に十分中身を確認することを勧めます。
臭いや、容器にカビがないか、麺自体が変色していないかなどチェックしましょう。