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小島一朗 自閉症か?生育歴から犯行の動機を探る!責任能力は?

走行中の東海道新幹線の車内で男が乗客に次々に刃物で切りつける事件が発生。

容疑者小島一朗の顔画像、生育歴などを調査しました。

多くの方がこの事件に驚きや怒りを感じているようですが、今後、小島容疑者は殺人容疑で裁かれるのでしょうか?

責任能力などを調べてみました。

 

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事件の概要

9日午後9時50分ごろ、神奈川県内を走行中の東京発新大阪行きの東海道新幹線「のぞみ265号」内から「人が刺された」との110番通報があった。

JR東海によると、午後9時47分ごろ、新幹線内の緊急ブザーが押されて小田原駅で緊急停止、駆けつけた県警小田原署の署員が、切りつけたとみられる男を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。

けが人は3人とみられ、小田原駅から近くの病院に運ばれた。このうち男性1人は意識不明の重体だったが搬送後死亡した。他の男性1人、女性1人のけがの状態はわかっていない。

引用;毎日新聞

恐ろしい事件ですね。

東海道新幹線「のぞみ」の車内で男に切りつけられ、心肺停止の状態だった男性が死亡しました。

引用;JNN

小島容疑者のプロフィール

名前:小島一朗

年齢:22歳

住所:愛知県岡崎市蓑川町

職業:無職

出身:愛知県一宮市出身

学歴:定時制高校を卒業

病気:自閉症と診断され、昨年2~3月には岡崎市内の病院に入院していた。

 

フェイスブックのアカウントの調査を行いましたが、本人の特定には至りませんでした。

検索結果をリンクしておきますので、気になる方はこちらへ。

小島容疑者の顔画像


出典;ANN

次の画像は小田原駅で逮捕、連行されるときのものです。


出典;NNN

小島容疑者の生育歴から自閉症であることがわかりました。

まず、犯行に至るまでの生育歴を紹介します。

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生育歴

〇中学2年生まで愛知県一宮市で過ごす。

〇中3から一宮市の福祉施設に入所

 小島容疑者は中学2年生までは同県一宮市で暮らしていたが、両親との折り合いが悪く、親元を離れて同市内の福祉施設に入所

引用;日本経済新聞

〇高校は定時制高校を卒業。

小島一朗容疑者(22)の伯父(57)によると、小島容疑者は愛知県一宮市出身で定時制高校を卒業するまで同市で育った。

引用;毎日新聞

 

〇職業訓練校を経て埼玉県、愛媛県内の会社に就職。

ただし、人間関係に悩み、退職。

〇2016年4月頃から岡崎市の伯父方で暮らす。

一宮の実家の両親とトラブルのため

〇2017年2~3月 岡崎市内の病院に入院

 自閉症と診断されたため

〇2017年4月以降 伯父方では2階の部屋に引きこもる

アルバイトは「楽しくない」と長続きせず、自宅に引きこもってパソコンや読書など過ごした様子で、

「自分は価値のない人間だ。自由に生きたい。それが許されないのなら死にたい」などと話していたという。

引用;毎日新聞

〇2018年1月 自転車に乗って自宅を出る

旅にでると言い残して出ていった。

過去にも何度か家出をして、岐阜県や長野県で保護されたこともあった。

〇2018年2,3月~6月8日 岡谷市内の入浴施設で生活

その施設が次の画像です。


出典;JNN

また、3月中旬まで上松町の山中で野宿もしていたようです。


出典;JNN

当日の流れは次の画像で確認ください


出典;JNN

 

〇事件当日 9時すぎ、岡谷駅から東京駅まで移動

〇事件当日 21時23分「のぞみ」265号の12号車に乗車。

新横浜駅と小田原駅の間で事件を起こす。

 

自閉症とは

発達障害の分類の1つで、先天的要素の強い疾患です。

自閉症と健常者との境界は明確でなく、どこまでを自閉症と見なすかはの判断は難しいとされています。

自閉症の発病頻度は1,000人中、3人程度です。

自閉症の大きな特徴である「周囲との交流困難」「言語発達の遅れ」「限定的な興味の対象と動作の反復性」があり、これらは通常3歳頃までに現われます。

引用;allabout

こだわりが強く、周囲との交流が困難な場合がみられ、その場合、疎外感を持ちやすいといわれています。

ただ、注意してもらたいこととして、自閉症の患者が全て、小島容疑者のような行動の傾向があるわけではありません。

ただ、伯父の話によると、小島容疑者は疎外感をもち、追い詰められていたことは確かです。

小島容疑者は調べに対し「むしゃくしゃしてやった」「誰でも良かった」と容疑を認めているということです。

引用;JNN

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刑事責任能力は?

精神疾患を訴え、責任能力があるのかを弁護士側と検察側が争うことがありますね。

今回はどうなのでしょうか?

まず、刑法39条

1項 心神喪失者の行為は、罰しない

2項 心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する

これに照らしあわせると、

心神喪失=責任能力なし、心神耗弱=部分責任能力

です。

引用;The Page

心神喪失や心神耗弱に精神障害、知的障害があがっていますが、障害イコール喪失・耗弱ではないようです。

裁判では、酔っ払い運転で人をひき殺した場合、その瞬間は心神喪失であったとしても、大酒を飲んで運転したらどうなるか飲む前に予見できたはずだから当たらないという判決も出ています。

引用;The Page

検察が容疑者が39条にあたるかもしれないと考えたら精神鑑定を行います。

その結果が心神喪失であれば、あくまで参考ながら不起訴の可能性が高まります。

心神耗弱も罪によっては不起訴としたり、求刑を軽くしたりします。

起訴後にも裁判所の判断で行われる公判鑑定があります。

以上の結果を踏まえて裁判官が39条に該当するかを含めて判決を下します。

心神喪失と判断すれば無罪です。

引用;The Page

結論から言えば、現段階ではわからない。

裁判の行方を見守る必要があるということのようです。

ただ、現実には大変、恐ろしい事件であったのは変わりなく、その様子をお伝えします。

車内のパニックの様子、画像

運悪く同じ新幹線に乗り合わせた乗客は後続車両に乗り換えた後、約3時間遅れの10日午前3時すぎにJR新大阪駅に到着。

そこで、声を拾うと、

16号車にいた大阪市東淀川区のカメラマン鳴岡雅人さん(32)は、首元を手で押さえ血を流した女性が「助けて!」と叫びながら車両に飛び込んでくるのを見た。直後に10人ぐらいがなだれ込んできた。

引用;時事ドットコム

12号車にいて悲鳴を耳にした60代の主婦は「もう少し後ろの席だったら私も被害に遭っていたのでは。すごいショックだ」と声を震わせる。JR小田原駅でいったん停車した際、席に戻ると辺りは「血の海だった」という。

引用;時事ドットコム

15号車の男性会社員(33)は「『ドアを封鎖しろ』と怒鳴り声が聞こえるほどパニック状態だった」と語る。

引用;時事ドットコム

「新幹線がトラウマになる」とこぼす男子高校生(15)のTシャツには、血痕が付いていた。

引用;時事ドットコム

ニュースの映像からです。


出典;Twitter

 

出典;JNN

恐ろしいですね。

この事件がトラウマになってしまう方もいるのではないでしょうか?

一日も早い、心の回復を祈ります。

更新情報

〇追記:6月10日19:20小島容疑者の実の父親が謝罪

小島容疑者の実父「取り返しのつかないことをしてしまって申し訳ありませんでした。今後につきましては、小島一朗(容疑者)ができる償いを彼にできる限り、心からの人生をそれを償うように生きてほしい」

実父や施設によると、小島容疑者は中学2年生の終わり頃から実家を離れて施設で生活し、実父が最後に会ったのは、2年ほど前だったという。

出典;NNN

〇追記:6月10日19:20被害者男性は止めに入って殺害された。兵庫県に住む38歳の男性梅田耕太郎さん。

捜査関係者によりますと、自由席の切符を購入した小島容疑者は、指定席である12号車の通路側の席に座っていて、突然、隣に座っていた女性を刃物で刺したことが分かりました。さらに、止めに入った男性ともみ合いになった際に刺したということです。また、病院で死亡が確認されたのは兵庫県に住む38歳の男性であることが新たに分かりました。

引用;ANN

〇追記:6月10日19;35被害者の身元判明

名前:梅田耕太郎(うめだ こうたろう)

年齢:38歳

住所:兵庫県尼崎市

職業:会社員

家族:妻と2人暮らし

〇追記:6月10日22;20新幹線の座席明らかに

黒丸が小島容疑者、青丸が切られた女性、赤丸が助けに入り、亡くなった梅田さん


出典;新幹線座席表

〇追記:6月11日21;20小島容疑者のノートが公開

人生においてやり残したこと
1 冬の雪山での自殺
2 刑務所
3 精神病院

出典;NNN

〇追記6月13日20:00

「犯行に使うために購入した」という趣旨の供述をしていることが分かりました。

出典;ANN

 

警察への取材で、小島容疑者が「社会を恨んでいる。人を殺す願望は昔からあった」などと供述していることが分かりました。

出典;ANN

〇追記:6月29日21:10女性2人への殺人未遂容疑で再逮捕
小島容疑者は、犯行を止めようとした梅田 耕太郎さん(38)を殺害した容疑で送検されていて、「新横浜駅を出たら、誰でもいいから隣に来た人からやろうと思っていた」などと供述している。
引用;FNN
〇追記:7月15日12:30 面会室に両親、数秒で拒絶
7月13日から刑事責任能力を調べる鑑定留置が行われている。
逮捕5日後の6月14日。両親と祖母が留置先の小田原署を訪れた。
面会室のドアを開けた小島容疑者は3人の顔を見つめ、数秒で閉めた。
差し入れも翌日の面会も拒んだ。
祖母は「やけくそになったのか。こんなことになって情けない」とこぼした。
引用;読売新聞
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ネットの反応

かなり、批判的な声ばかりですね。

当然ではないでしょうか?

過去にも、刑法39条により、無罪になったり、減刑された例があります。

亡くなった方や遺族にはやりきれないですね。

本当に恐ろしい世の中になったものですね。

警察の容疑者の取り調べをきちんとやってもらい、まだまだ公開されていない情報を公開してもらいたいですね。

亡くなった方のご冥福をお祈り申し上げます。

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soratoburin