福田事務次官のセクハラ疑惑。
この疑惑に印籠を渡した女性記者が特定されました。
その女性記者の顔画像や、セクハラ疑惑の会見の経緯など調査しました。
そして、福田事務次官のセクハラ行為を具体的に再現しました。
昔の感覚のまま、セクハラ行為が許されると思っている福田事務次官に驚きです。
財務省の福田事務次官が18日に辞任すると発表しました。
その5時間後、テレビ朝日が緊急会見で福田事務次官が女性記者へ、セクハラ行為があったと発表。
しかし、福田事務次官は否定。
この真相をめぐるやり取りの経緯は
テレビ朝日の会見では、女性社員が週刊誌に情報を提供した経緯が説明された。
・女性社員は福田次官から受けたセクハラ発言を身を守るために録音した。
・「セクハラの事実を報じるべきではないか」と上司に相談。
・上司は二次被害が心配されることなどを理由に「報道は難しい」と伝えた。
・そのため、女性社員は週刊新潮に連絡し録音した音声を提供した。
経緯を説明したうえでテレビ朝日は会見で謝罪した。
テレビ朝日・篠塚浩報道局長「セクハラの情報があったにもかかわらず、適切な対応ができなかったことに関しては深く反省しています」
会見では女性社員が取材活動で得た情報を第三者である週刊誌に渡したことは、報道機関として不適切な行為で遺憾であるともいっている。
出典;NNN
ところが、福田次官は
「テレ朝がどういう調査されたか知らんけど、全体としてみるとそういうこと(セクハラ発言)ではない」と。
出典;NNN
録音テープは一部しかないので、それだけで判断するなと主張。
言い逃れのような気がしますが、具体的に発言内容を調べてみましょう。
週刊新潮に渡された音声は「抱きしめていい?」などと言う福田次官とされる男性の声が流れています。
1年半ほど前から数回、取材目的で福田次官と会食し、そのたびにセクハラ発言があったという。
本人はセクハラ発言と理解していないので、何度も繰り返していたのではないでしょうか?
今月4日にも福田次官から連絡を受けて、取材のために1対1で飲食をし、その時にもセクハラ発言が多かったので途中から録音したようです。
さらに、別の女性記者Aさんが、この内容について、自身の福田事務次官との取材を振り返り、
「週刊新潮の話は、本当だと思います」と自身の体験を明かした。
3、4年前、福田氏から携帯に直接電話で誘われ、指定されたバーに行った。
先に着いていた福田氏はカウンター席に座り、ロックのウイスキーなどを何杯もおかわりし、酔った様子だったという。
「当時、財務省で懸案の話で質問すると、『今日はこのあとキミの家にいってゆっくり話をするんじゃないの』『そう思って僕のところに来たんだろう』と言われました。
引用;AERA
その後、『そのジャケット、似合っているよ。脱がせたいな』とも言われたようです。
別の女性記者Bさんも
福田氏に誘われて酒を飲みながら話していると「そのスカート、色っぽくていいね」「スカートの中はどう?」などと言われ手を握られたと訴える。
「思わず体がかたまって、振り払おうとすると、さらにきつく握られて、抱きつこうとして体をよせてきました。
福田さんを押し返して『そんなつもりありません』ときつく言うと、『オレとサシで飲める、話聞けるチャンス、まずないよ。仲良くしようよ』と完全にセクハラモードで、帰りのタクシーにも一緒に乗り込もうと押し問答になり、本当に困りました」
引用;AERA
恐ろしいですね。完全にアウトですよね。
では、この女性記者とは?
名前:進優子
年齢:不明
職業:テレビ朝日報道局経済部記者
出典;Twitter
様々な意見があがっています。
セクハラを未だに否定する福田事務次官の対応は理解できません。
また、テレビ朝日の対応にも問題ありとの声もあります。
テレビ朝日が会見の中で、女性記者が週刊新潮に音声のテープを流したことを残念であると言いている件は世間の意見がわれそうですね。
報道記者としてやってはいけない行為という声、反対に、もみ消されるから仕方がないという声です。
そもそも、セクハラの感覚がずれている財務省に問題がありますよね。
まだまだ、どういうふうになるか見守りたいです。