大阪府でも新型コロナの感染者が増えています。
3月13日新たに3名の感染者が確認され、大阪府では感染者は90名を超えました。
特に、大阪市北区にある住友病医院の30代の看護師の感染はクラスターになる可能性はどうなのかも調べてみました。
一方、大阪市松井市長の「コロナがわかってきた、うまく付き合う」の発言は大丈夫なのかも検証します。
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大阪・北区にある住友病院は、手術室で勤務していた看護師の女性が新型コロナウイルスに感染していたとして、今月18日まで院内での手術を中止すると明らかにしました。
住友病院によりますと、12日、大阪府が新たに新型コロナウイルスへの感染を確認した府内の9人のうち1人が、病院の手術部に所属する30代の看護師の女性だということです。
この看護師は、今月4日に行われた手術に参加したあと勤務時間中に熱が出て、その後は出勤せず、自宅で休んでいたということです。
病院では、看護師が最後に出勤した今月4日から2週間にあたる今月18日まで、院内での手術を中止することになりました。
また、この看護師とともに手術に参加していた医師らも、今月18日まで自宅待機にするということです。
手術中は全員がマスクを着用し、手術のたびに清掃や消毒をしているため、患者への影響は少ないと考えられるということですが、今後、患者の体調の確認を進めるとしています。
引用;NHK
病院の看護師の感染はちょっと衝撃的ですね。
では、この住友病院の場所はこちらです。
所在地:大阪市北区中之島5丁目3−20
大阪市のど真ん中にある病院です。
病院側の公式発表や、手術室勤務の看護師の行動範囲などをまとめてみました。
本当に大丈夫なのでしょうか?
住友病院の金倉 讓院長の発表によると
現在、所轄保健所と連携を図り、感染経路の調査や対応をすすめておりますが、感染拡大防止のため、本日3月13日(金)より安全が確認されるまでの間、当該看護師が所属する手術室の使用を中止しています。
当院手術室では、看護師など医療スタッフは全員常時マスクを装着し、また、手術室自体は使用毎に清掃、消毒を施行しているため、手術を受けられた患者さまへの影響は基本的に少ないものと考えております。
3月3日(火)以降に手術を受けられた患者さまには、念のため、術後2週間程度の経過観察が必要と考えております。
出典;住友病院HP
・手術室では、看護師など医療スタッフはマスク着用
・手術室は手術ごとに清掃、消毒
・安全を確保するまで手術室を使用しない
この主張は
30代の手術室担当看護師から、手術した患者への感染は極めて低い
ことはよくわかります。
手術室担当の看護師について調べてみると、(病棟の看護士と異なり、)
手術のサポートを専門にするベテラン看護師なので、
一般患者と直接接触することはない
ただ、30代の看護師は3月4日の手術中の発熱症状がでて、それ以後、勤務していませんが、
それ以前は、勤務しているので、3月4日以前の
・病院スタッフを含め濃厚接触の人への感染の疑惑
・病院内での行動(自動販売機、トイレ、売店、食堂など)での感染の疑惑
はあるので、
「手術室だけの封鎖で大丈夫」には些か疑問です。
まずは、30代の看護師がどこで感染したのかを特定してもらわないとなかなか安心できませんね。
特に、手術室勤務の看護師は衛生に対しては、他の看護師より意識が高いはずです。
30代といえば、経験、体力ともに働き盛りなので、その女性看護師が感染した事実は非常に大きいのではないでしょうか?
次に感染者が増え続ける大阪で松井市長は発表も注目されています。
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大阪市松井市長は
「今までは、コロナに対しわからないことが多すぎた。
どういうものかわかってきた今、ワクチンができるまでの間、特性を理解しながらうまく付き合っていく方向にハンドルを切るべき」と自身の方針を述べた。
引用;LMAGA
停滞する国内な様々な行事を再開させようとするこの発言を指示する方、
また、早すぎないかという批判の声などが入り混じっています。
高校野球の中止、Jリーグ、プロ野球の延期などで様々な活動が停滞しています。
そんな中、経済がこれ以上停滞するのを恐れる声、また、退屈な日常に不満の声などあがってきています。
こういった世間の声に耳を傾け、
大阪府民、大阪市民の指示を集めることに長けたおおさか維新の会ならでは発言のように感じるのは
私だけでしょうか?
コロナ収束を第一に考え、専門家でないのに、医者のような発言は控えてほしいですね。
松井市長の発言に賛否両論あるのは事実で、皆さんはどのように感じましたか?
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