宮川紗江選手にパワハラは塚原千恵子コーチ。
その顔画像や経歴を調査さました。
具体的な暴言を拾い上げ、なぜこのような事態になったのかも解説します。
ネットでは「五輪出れないわよ。」に大炎上している様子もお伝えします。
体操女子リオデジャネイロ・オリンピック代表の宮川紗江(18)が塚原千恵子からのパワハラ騒動について、29日、都内で会見を開いた。
このパワハラに至る経緯がやや複雑なので簡単に整理します。
宮川紗江選手に対する暴力問題が発生。
暴力を振るったとされるのは10歳から8年間宮川選手を指導してきた速見佑斗コーチ。
8月、日本体操協会は、練習中に宮川選手をたたいたり、髪を引っ張るなどの暴力行為があったとして、速見コーチに無期限の登録抹消処分を下した。
引用;FNN
この処分をめぐり、宮川選手が会見をひらきました。
宮川選手は速見コーチが暴力を振ったことはいけないことと理解している。
しかしながら、今回の処分は重すぎると反論。
「わたしは、速見コーチとともに、一から出直すつもりで全てをやり直し、全てを見つめ直して、また再スタートを切りたいと考えています」
「速見コーチと一緒に、東京オリンピックを目指して、東京オリンピックで金メダルを取るということなので」
「速見コーチとわたしを引き離すことを前提に、大きな力が働いていた事は間違いなく」
「速見コーチの処分が執行されたとの連絡がありました。わたしも両親も激怒しました」
出典;FNN
日本協会が速見コーチと宮川選手を引き離そうとしていて、塚原千恵子コーチからパワハラを受けたと衝撃的な内容を告白しています。
では、宮川選手は速見コーチからはパワハラを受けていないと主張し、逆に塚原千恵子コーチからパワハラを受けたと説明。
まず、塚原千恵子のプロフィール、顔画像などを紹介します。
名前:塚原千恵子(つかはら ちえこ)
生年月日:1947年8月12日(71歳)
出身:長崎県
選手経歴:メキシコ五輪(1968年)出場
指導者経歴:体操指導者として五輪体操チームのコーチなどを歴任。
塚原体操センター副校長、朝日生命体操クラブ女子チーム監督
そして、家族は体操一家。
夫は元体操選手で3大会連続で金メダルをとった塚原光男。
息子も2004年アテネ五輪の体操団体で金メダルを取った塚原直也。
顔画像は
出典;東スポ
では、このコーチとのやりとりをみてみましょう。
〇7月中旬(速見コーチが処分を受ける前)に塚原千恵子と夫で日本協会副会長の塚原光男氏の待つ部屋に1人で呼び出されて、
「『暴力の話が出ている。あなたが認めないと、あなたが厳しい状態になるのよ』と何度も言われ、速見コーチが除外されたあと、『あなたが一番困りますよ。わたしはあなたの味方よ』と言われました。さらに、『あのコーチはダメ。だから伸びない。だからあなたは伸びない。伸びないのはコーチのせい』、『私なら速見(コーチ)の100倍教えられる』とも言われました」
引用;FNN
何様って感じですね。
輝かしいキャリアを持っていると、ここまで強気な暴言が平気ででるようですね。
〇家族も先生を信頼して一緒にやっていくと言ったところ、
『家族でどうかしている。宗教みたいだ』と、終始、高圧的な態度で言われました。その会話の中で、『オリンピックにも出られなくなるわよ』という発言もありました。
引用;FNN
信頼している人たちを侮辱されて、恐怖と苦痛でおかしくなってしまいそうだったようです。
〇速見コーチを無期限活動停止にしたうえで、練習できない弱みにつけ込んで、
21日に塚原女子強化本部長の付き人から「朝日生命で練習で出来るし、朝日生命の寮も借りられる」「何かあったら相談しなさいよ」などと言われ、電話番号を渡されたという。
「速水コーチの聴取すら行われていない段階で、最初から過去の暴力を理由に朝日生命に入れる目的だと確信し絶望した。強化本部長が大きく関わっていたのは間違いない」などと語った。
引用;日刊スポーツ
特に今回の速見コーチの暴力行為は3年以上前のことで、現在、全く暴力行為はない状態のところ、このような動きに対して、塚原強化本部長が関わっているのは、まさにパワハラですね。
29日夜、日本体操協会の山本宜史専務理事が会見を行いました。
出典;FNN
登録抹消処分により、宮川選手が速水氏からの指導を受けられなくなるのは誤解で、場所の制限があるだけで、速見氏による宮川選手への指導は可能と説明。
また、聞き取りについては
聞き取り調査は、必要限度で実施しているということで、暴力認定については、宮川選手から聞き取りをする必要はないと思っています。
引用;FNN
協会とか強化本部長からのパワハラについてや「オリンピックに出られなくなる」の発言に対する質問は回答しなかったようです。
宮川選手は18歳でありながら、自分で会見に臨んでいます。一方、大人の塚原千恵子強化本部長は自分で説明できないとは情けないのではないでしょうか?
〇追記:8月30日 22:30 体操協会、パワハラ問題で第三者委員会設置へ
「本件第三者委員会を立ち上げ、迅速な調査結果を求め、対応することを決定いたしました」(日本体操協会 二木英徳会長)
出典;JNN
会長に引き続き、具志堅幸司副会長も「パワハラの事実があれば大変な問題だ」と危機感を持って発言していました。
「全部の膿を出して、新しく出発しないと、東京オリンピックはありえないだろうと」(日本体操協会 具志堅幸司副会長)
出典;JNN
〇追記:8月31日 20:10 塚原夫婦、声明文で謝罪、言い訳も
日本体操協会の塚原光男副会長(70)らが声明文を発表し、「脅すための発言はしていない」などとする一方、「宮川選手の心を傷つけてしまったことを申し訳なく思います」と謝罪しました。
出典;JNN
「オリンピックに出られなくなる」との圧力については、「そのようにお伝えしたのは事実」としながらも、成績が下降気味なので、現状のままだとオリンピックに出られなくなるという内容だったとして、脅すための発言でないと反論。
言い訳にしか聞こえませんね。
〇追記:8月31日 11:10 速見コーチに池谷幸雄氏が号泣
日本体操協会から無期限の登録抹消処分を受けた速見佑斗コーチ(34)が、東京地裁に指導者の地位保全を求める仮処分申し立てをしたものの取り下げたことがわかりました。
このことについて、池谷幸雄氏が号泣し、ネットでも話題になっています。
池谷氏は号泣しながら「気持ちを考えると早く復帰させてほしい。それだけです」と速見氏に同情。
引用;J-justnews
〇追記:9月1日21:20 鈴木大地長官 暴力批判、パワハラは調査を
鈴木長官は暴力による指導は許されないと断じたうえで、パワハラの調査を日本体操協会による第三者委員会の調査を見守る考えをしめし、
「スポーツ選手たちが声を出して行くことが大事だ」として、競技団体を通さずに直接SNSなどで相談できるような方法を検討したいと話した。
引用;NNN
〇追記9月2日21:10 塚原夫妻が宮川紗江に謝罪で沈静化を図る
体操のリオデジャネイロ五輪女子代表・宮川紗江からパワハラ告発を受けた日本体操協会の塚原千恵子女子強化本部長と夫の塚原光男副会長が2日、報道各社に連名で「宮川紗江選手に対する謝罪」のFAXを送信した。
8月31日のリリースで「私たちの『反撃』『反論』や『徹底抗戦』という報道がされました。しかしながら、信じていただけないかもしれませんが、私たちには、そういった意図が一切ございません」と説明した。
出典;ディリー
FAXだけでなく、直接謝罪する意向も示しています。
世間の声に耳を傾け、ここは謝罪すべきと判断されたようです。
このあと、どうなるか見守りましょう。
〇追記:9月4日15:30 池谷氏、「辞任ではダメ!永久追放でないと。」
体操のバルセロナ五輪銀メダリストの池谷幸雄氏は塚原夫婦が権力を握った状態では、改善されないことを主張し、塚原夫婦の永久追放を訴えた。
「2人は当面続投ということで今と変わらない権力を持った状態なんです。周りの人は(第三者委などで真実を)話せるかというと、権力持っているから怖い。話せる状態にするには(体操)協会が塚原夫妻のポジションを外すなどしてもらわないと、怖くて話せないという(状況なの)が、僕の周りにもある」と話した池谷氏。
「(宮川の母が求めている)辞任では夫妻は復活する可能性があるんです。辞任ではダメ。永久追放にしないと」とまで言い切った池谷氏。「体操に関わらないように、そこまでしないと。怖くて、みんな証言できない」と続けた。引用;スポーツ報知
〇追記:9月5日20:20 過去に速見元コーチ、宮川とセットで朝日生命へ
速見佑斗元コーチが5日、都内で会見を行いました。
宮川への暴力行為について「深くお詫び申し上げます」と謝罪し、過去に、宮川とともに朝日生命体操クラブへの入部要請を受けたことを明らかにした。
3度あるようですが、特に2度目の内容がやばいですね。
塚原強化本部長の付き人から「宮川選手がウオーミングアップをしているときに“今後の五輪とか海外派遣とかについて誰が決めるか知ってる?”と聞かれた。わかりませんと答えたら“強化本部長が決めるんだよ”と言われた」
引用;スポニチアネックス
〇追記9月8日10:00体操協会第三者委立ち上げ
メンバーは弁護士の岩井重一委員長ら5人の弁護士で構成されている。そのなかで岩井委員長は今後、宮川選手や関係者などから聞き取りを行うなどと話した。
引用;NNN
結果がでるには、1カ月から2カ月かかる見込みのようです。
〇追記:9月8日 衝撃映像と同じことを塚原千恵子も。
体操業界では、暴力指導は伝統のように受け継がれていたようです。
塚原千恵子もまた、例外ではないようです。
千恵子氏の鉄拳も負けていない。同誌によると、87年の世界選手権で信田美帆選手が跳馬に失敗して1回目に頭を強打し、2回目も頭頂部から落下。信田は千恵子氏から「目を覚ませ!」と、平手で何度も殴打され、目にした海外選手は「日本はどうかしている」と、まさにドン引きだったというのだ。
この記事に対し、塚原氏側は出版差し止めを請求したが、これが事実なら、千恵子氏は30年前から暴力指導に手を染めていたことになる。
引用;日刊ゲンダイ
〇追記:9月10日 20:10 塚原夫婦職務一時停止
日本体操協会は臨時理事会を開き、第3者委員会の調査が終了するまで、塚原光男副会長、千恵子女子強化本部長の職務一時停止を決めた。
10月末の世界体操までに調査が完了するのが困難だとして、2人の職務一時停止を決めた。
引用;FNN
〇追記:9月10日 22:00 宮川紗江、暴力動画公開に怒り
当サイトでもアップした速見コーチが宮川選手に暴力を振るった動画(ユーチューブ削除にともない、削除しました)に対して、怒りのコメントです。
宮川は「叩かれた時は親に話していました。また、コーチから親に連絡していました」とし、「改めてあのような映像を公開することの意味が理解できません」とコメント。
引用;スポーツ報知
さらに、コメントは続き、
「コーチはすでに暴力を認めて処分も全面的に受け入れ、反省しています。そのような中、改めてあのような映像を公開することの意味が理解できません。私の叩かれている姿を許可もなく、全国放送されたことに怒りを感じています」と訴えた。
引用;スポーツ報知
ものすごい勢いで炎上しています。
レスリングの伊調選手のパワハラや、日大のアメフト悪質タックルなどを思い出します。
ボクシングの山根会長の問題もありました。
本当にスポーツ界は病んでいるのではないでしょうか?
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