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キタサンブラック有終V!徹底分析で意外なおもしろ事実が判明。

12月24日クリスマスイブのこの日、競馬の第62回有馬記念が千葉・中山競馬場で行われた。

そこで、1番人気のキタサンブラックが逃げ切って優勝、引退レースを白星で飾った。

その優勝でどのような記録が更新されたのだろうか。

人気ゆえに起こった珍記録とは?

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有馬記念レース詳細

一番人気、キタサンブラック(武豊騎手)は好スタートでレースを引っ張る展開。

1周目スタンド前を先頭で通過し、ファンから大歓声を浴びる。

他を寄せ付けず、大歓声で迎えた最後の直線では、一気に差を広げ、2着に1馬身半離しての余裕の優勝。

引退レースで一番人気で優勝するなんてすごいですね。

2位争いは僅差だった。

2位と3位の争いはハナの差で8番人気のクイーンズリング(C.ルメール騎手)が2位に。

3位と4位の争いは、クビの差で3番人気のシュヴァルグラン(H.ボウマ騎手)が3位に入った。

武豊騎手の喜びのコメント

レース後、馬主の北島三郎は武豊騎手に抱きついて感謝の気持ちを表す。

武豊騎手もそれに応えて、その後のインタビューを紹介すると、

「最高にうれしいです。悔いの残らないようにブラックの走りをさせることだけを考えた。」

「スタート次第である程度レースを決めようと思っていた。迷いなく先手取れた。」

「(直線では)頑張ってくれ、しかなかった。」

「ありがとう、ご苦労様と声を掛けた。このような名馬に巡り合えて光栄。

騎手として幸せな時間を過ごせた。」

と感謝した。

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数々の新記録と珍記録

賞金王に

キタサンブラックはこの優勝で1着賞金3億円を獲得し、獲得賞金でもテイエムオペラオー(18億3518万9000円)を抜き、JRAのレースのみを対象にした賞金ランクで歴代1位に。

歴代最多タイのJRA・G1通算7勝目

キタサンブラックはシンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクト、ウオッカに並ぶ歴代最多タイのJRA・G1通算7勝目。

通算戦績はなんと、20戦12勝。

有馬記念最多優勝騎手

この勝利で武豊騎手も有馬記念では、オグリキャップ、ディープインパクトに続いて3勝目。

有馬記念最多優勝騎手(岡部幸雄、田原成貴、オリビエ・ペリエ、池添謙一)の3勝の仲間入り。

名馬に乗り、記念すべき有馬記念で優勝しているってすごいですね。

珍記録?

競馬場から最寄りの船橋法典駅まで地下通路で通常なら徒歩10分。

ところが、この日はキタサンブラックの引退レースをみるために大観衆が集結。

最終レース後には、ターフビジョンに「最寄り駅までの混雑状況」として、なんと「徒歩90分」と。

こんなこと滅多になく、所要時間の新記録更新というか、珍記録誕生では?

北島三郎の「別れのセレモニー」でフライイング?

中山競馬場で最終レース終了後、キタサンブラックのオーナー、歌手の北島三郎は『お別れセレモニー』に登場した。

このセレモニーで、サブちゃんのサービス精神か、または喜びの勢いからか、サブちゃんが予定外の行動をとった。

なんと、1月7日の京都競馬場での引退式のために用意していたものを、前倒しで披露することに。

新曲『ありがとう、キタサンブラック』を歌わずにはいられなかったようだ。

最後は、参加者とともに、盛大に『まつり』を熱唱して締めくくった。

最後に

期待された馬、期待された人物がその通り、勝利するのって本当にすごいですよね。

勝って当たり前のプレッシャーの中で本当に、期待どうりに勝つなんて、神業だと思うのは私だけでしょうか?

引退レースで、本当にお見事です!

武豊騎手の言葉を借りて、「ありがとう。ご苦労様!」

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