大阪府富田林署で逃走事件です。
樋田淳也被告の顔画像、余罪などを調べました。
かなり、極悪人のようで、早期逮捕が望まれます。
逃走の経緯を調べると、接見した弁護士の行動に疑問があります。
また、加重逃走とは何かを調査しました。
12日夜、大阪府警富田林署で留置中の30歳の男が逃走しました。
逃走しているのは、窃盗や強盗致傷などの疑いで逮捕・起訴されている樋田淳也被告(30)。
樋田被告は12日午後7時半から富田林署の2階の面会室で弁護士と接見していたが、弁護士が退出した後、接見が長いと思った警察官が部屋を確認した午後9時40分すぎ、樋田被告がいなくなっていたという。
面会室のアクリル板が押されてずれたあとがあり、接見後に逃走したものとみられている。
引用;NNN
接見した弁護士と富田林署の対応に疑問が残りますね。
では、まず、逃げた樋田被告はどんな人物でしょうか?
名前:樋田淳也(ひだ じゅんや)
年齢:30歳
住所:不定
職業:無職
起訴内容:窃盗や強盗致傷の罪、余罪を追及中
顔画像は
出典;NNN
ここで、逃走の経緯、富田林署、弁護士の対応などを詳しくみてみましょう。
逃走について詳細を調べてみると
男が弁護士と接見した面会室につながる前室には、当時署員がだれもいなかったことが13日、同署への取材で分かった。面会室のアクリル板は、片側が枠から外れていたことも判明。板の隙間をすり抜けて前室から署内に出て、裏口から逃げ出した可能性が高い。
引用;産経デジタル
その隙間ですが、板を押せば数十センチの隙間ができる状態だったようです。
では、誰がこの状態にしたのかが問題ですが、まだ報道で発表されていません。
接見にきた弁護士は
樋田容疑者と弁護士との接見はこの日午後7時半から始まっており、前室に署員はいなかった。弁護士には面会が終われば知らせてほしいと頼んでいたが、そのまま帰ってしまっていたという。
引用;産経デジタル
なぜ、約束を守らなかったのか、ものすごく不思議です。
前室に署員がいなかったのも問題ですが、なぜ、弁護士は声をかけずに帰ったのでしょうか?
被告を弁護するのが弁護士の仕事ですが、きちんと警察との連携も大切なことではないでしょうか?特に約束を守るのはもってもらいたいですね。
約束を守れないのなら、弁護士が逃走に加担したのではと思われても仕方がないのでは?
なお、この弁護士が誰なのかを調べましたが、現在のところ、公開されていないようです。
〇追記:8月18日23:30 接見終了を自分で伝えるとして弁護士に口止め
大阪府警富田林署から勾留中の無職樋田淳也容疑者(30)が逃走した事件で、弁護士との接見を終える際、樋田容疑者が「自分で終了したと伝えるので、署員に言わなくていい」との趣旨の話をしていたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。
引用;スポニチ
この言葉に従ったとすれば、本当にどうかしている弁護士です。
そして、署内が手薄になる日曜日を狙ったとの見方もでてきています。
では、なぜ、接見中の部屋の前に誰もいなかったのでしょうか?
同署によると、面会室につながる前室には午後5時45分まで署員が常駐しているが、同時間帯以降は一般人の接見はなく、弁護士しか来ないため、署員は前室に詰めなくていいことになっている。
引用;産経デジタル
署の言い分としては筋が通っているようですね。
だから、接見が終われば、声をかけてくださいと弁護士にお願いしたようです。
ただ、犯罪を犯した被告人の対応している訳ですから、今回の対応はやはり、甘すぎるのではないでしょうか?
面会室のアクリル板の枠のチェックはきちんとしたのかどうかも疑問です。
ひょっとして、被告人が押したりしているうちに、緩んではずれかかっていたかもしれませんね。
今回の事件現場である富田林署の場所はこちらです。
逃走した樋田被告の罪を調べると、かなり多いのにびっくりします。
〇2018年5月 ひったくり
このとき、乗っていた自転車を乗り捨てる。
〇2018年5月2日 放火
羽曳野署の警察車両と積まれていた自転車が燃える。
樋田被告が乗っていた自転車のようで証拠隠滅のために燃やしたようだ。
警察署の防犯カメラに樋田被告が映っていた。
〇2018年5月5日 傷害
20代の女性が自転車で帰宅途中、バイクに乗車した男に道をふさがれ、刃物を突き付けられ、リュックサックを奪われそうになり、負傷。
〇2018年5月24日 女性のカバンをひったくり
大阪市浪速区の路上で自転車に乗った28歳の女性の自転車の前かごにあったカバンを奪う。
〇2018年5月25日 女性に性的暴行
大阪市内のマンションで刃物を突き付けて女性に乱暴。
〇2018年5月25日 バイクを窃盗
盗んだバイクを駐車しているところを現行犯逮捕。
〇2018年5月 女性に性的暴行(5月25日の女性と別件)
大阪府内のマンションで24歳の女性に乱暴。6月15日に再逮捕。
そして、今回、加重逃走罪が加わります。
本当に懲りない男ですね。
加重逃走という難しい言葉が報道で使われていましたので、調べてみました。
逃走罪が規定する者や、勾引状(逮捕状など)により拘禁されている者が、拘束のための施設や器具を損壊したり、看守などを暴行・脅迫したり、複数人が共謀したりして逃走する罪。刑法第98条が禁じ、3か月以上5年以下の懲役に処せられる。
引用;デジタル大辞泉
拘禁されているものが施設を壊して逃走しているから、今回、普通の逃走罪より重い罪にあたるようです。
樋田被告が容姿は
163cmの中肉中背。
左腕に手術痕、左ふくらはぎに動物の刺青。
逃走時の服装は、黒色長袖ジャージ、黒Tシャツ、灰色スエットズボン、留置所のサンダルです。
〇追記:8月13日12:30
署の駐車場には樋田容疑者のサンダルが残っていて、留置担当の白いスニーカーがなくなっていることから、靴を履きかえて逃走したようです。
半日以上たちましたが、逃走中。
付近の方は要注意ですね。
〇追記:8月13日22:30 なぜ逃げることができたか?画像で解説
部屋のイメージはよくドラマでみるのと同じですね。
出典;FNN
面会室のアクリル板を次の画像のように押し開けたようです。
出典;FNN
一般人の面会と弁護士の面会で警察官の配置がちがいます。
出典;FNN
さらに今回信じがたいミスはどこにあったのかというと、
隣の前室につながるドアは開けるとブザーが鳴る仕組みになっているものの、富田林署では接見終了時に弁護士が署員に知らせることが多いため、不要と判断しブザーを鳴らす装置の電池を抜いていたのだという。
引用;FNN
〇追記:8月14日9:50 脚立で南側の塀を乗り越える
樋田容疑者は、敷地内に置いてあった脚立を使い、南側の塀を乗り越えて逃走した姿が、警察署の防犯カメラに写っていたことが新たにわかった。
出典;FNN
〇追記:8月14日20:20 樋田被告の人物像
樋田容疑者の実家は同府松原市にあり、地元の小学校と中学校に通っていた。同級生の男性は「お調子者でひょうきんだった。弱い者には強く出るが、リーダー格には弱かった」と振り返った。
引用;産経WEST
小学校低学年のときは兄とボーイスカウト活動もしていた。
〇追記:8月15日13:00 赤い自転車を盗んで逃走か?
当日の午後8時~9時ごろ、警察署南側の道路に設置されている防犯カメラに、樋田容疑者と似た人物が、東向きに歩く様子が映っていたことが分かった。
さらに、近くの別の防犯カメラには、同じ特徴の人物が赤い自転車に乗って北の方向へ走り去る様子が映っていたという。
出典;NNN
早くつかまえてもらいたいですね。
付近には小学校などもあり、住民に不安は募るばかりです。
〇追記:9月29日21:20 速報!!樋田容疑者山口県内で確保!
出典;NNN
〇追記:8月16日20:00 バイクを奪って大阪市内間で逃走か?
樋田淳也容疑者は、今月12日の午後8時以降に警察署から逃走し、近くで赤い自転車を盗んで、北に隣接する羽曳野市内で乗り捨てたとみられている。
翌、13日の夜には羽曳野市内の路上で、黒いミニバイクに乗った男が、女性からバッグを奪う事件があり、被害品が、大阪市西淀川区などで見つかったことがわかった。現金は残っておらず、樋田容疑者の指紋は検出されていない。
出典;NNN
行動範囲が広くなればなるほど、住民の不安は募るばかり。
なんとか、早期逮捕を!
〇8月17日20:10 指紋を残さず、逃走中
富田林署を脱走してから、赤い自転車を盗み、羽曳野市へ。
出典;JNN
さらに隣接する松原市で黒いバイクを盗み、大阪市内でひったくりを繰り返しているようです。
出典;JNN
ひったくられた被害品のカバンや財布が大阪市北部の西淀川区で見つかっています。
ただ、そこからは樋田容疑者の指紋は検出されず、手袋をはめて指紋を残さないようにしているようです。
黒いバイクが盗まれた直後の防犯カメラの映像です。
出典;JNN
このあと、どこに移動するのでしょうか?
〇8月17日20:10 樋田容疑者の映像を大阪府警が公開
大阪府警が公開した今年5月に撮影された樋田淳也容疑者(30)の映像です。
出典;JNN
〇追記8月26日16:20 実家のある松原市を中心に捜査。
13日午前0時ごろには、実家がある松原市の民家から、黒いミニバイクが盗まれ、数時間後には、樋田容疑者に似た人物が何かを食べながら歩く様子が、近くの防犯カメラに写っていたという。
警察は、樋田容疑者が地元を拠点として逃走している可能性があるとみて、松原市を中心に捜査員を投入し、行方を追っている。
出典;NNN
〇追記:8月26日20:50 逮捕できないのは富田林署のだめっぷり
富田林署の署長、副署長の評判が現場の警察官から最低の評価。
リスク管理に対し、現場の警察官はぐちりながら、
「もっとダメだったのは、富田林署の留置管理です。だいたい3、4人1組で担当するのですが、できないヤツばかりで、身柄とっている容疑者からもバカにされて、なめられているような班がやっていたのです。樋田容疑者が以前から逃走を狙っていたのは明らかで、なぜ富田林署の署長らは、そんな頼りない連中に任せていたのか腹が立ちます」
引用;AERA
さらに、樋田容疑者は、西成の1泊500円とか1000円の宿に逃げ込んで頑張る、サバイバルは絶対にできないタイプのようだ。それに土地勘のないところには悪事がしにくいので行かないタイプ。
ひょっとして、コッソリ、実家か親戚宅にでも戻っているんじゃないという声もあがっている。
〇追記8月27日10:50 大阪府から兵庫県へ移動か?
兵庫県尼崎市にあるJR立花駅近くの防犯カメラの映像で、逃走から2日後の14日午前1時ごろ、樋田淳也容疑者(30)に似た人物が映っていました。
出典;ANN
〇追記:9月11日23:10 私的懸賞金として、最高200万円
富田林警察署から勾留中の樋田淳也容疑者が逃走して、9月12日で1カ月になります。
大阪府警の有志のOBが出資して、検挙に結びついた有力な情報を提供した人に
私的懸賞金として、最高200万円が支払われることが発表された。
府警OBによる私的懸賞金の適用は、初めてだという。
また大阪府警は、等身大のポスターを作り、11日から府内の駅など20カ所に設置する。
出典;FNN
この逃走に多くの方は平尾容疑者の約1か月に及ぶ逃走を思いだすのではないでしょうか?
平尾龍磨 逮捕現場特定!身柄確保までの人件費試算!ヤバすぎる額!
平尾龍磨 イケメンに?脱走ルートや脱走生活など5つの謎を解明!
早期に発見逮捕を願いたいですね。