平尾龍磨容疑者が塀のない刑務所から脱走して約3週間がたちました。
向島ではなく広島市南区荒神町小学校裏の路上で身柄を確保されました。
現場はマツダスタジアムのすぐそばです。
逮捕の瞬間の画像、逮捕現場、さらに、逮捕までにかかった人件費を試算しました。
逃走ルートや23日間、見当違いなところを捜索していた広島県警の失態がネットで炎上しています。
この間にかかった人件費は驚愕の値です。
逮捕の瞬間をとらえた防犯カメラの映像です。
逃げる平尾容疑者(赤丸)、追う警察官(青丸)
塀に登る平尾容疑者(赤丸)、引きずり下ろす警察官(青丸)
取り押さえる瞬間
出典;ANN
警察によりますと、今月8日に今治市の松山刑務所大井造船作業場の寮から逃走した平尾龍磨受刑者(27)が先ほど広島市内で確保されました。30日午前11時40分ごろに広島県警の警察官が広島市内の路上を1人で歩いているところを見つけて職務質問し、その場で認めたため通常逮捕しました。その後、指紋や身体的な特徴が一致したということです。この後、平尾受刑者は愛媛県警へと移送され、詳しい逃走の経緯などが捜査が行われる予定です。
引用;ANN
ようやく逮捕されました。
逮捕された場所は広島市南区 荒神町小学校裏の路上のです。
出典;google map
しかし、今までよく逮捕されませんでしたね。
やはり、意外な場所で逮捕されました。
追記:30日17:25
30日15:50に移送される平尾容疑者の画像です。
泳いで海を渡ったと供述
出典;FNN
追記:30日21:25
逃走の動機は刑務所の人間関係にいやになったからと答えています。
また、平尾容疑者の実家のある福岡県宮若市では逮捕に安堵(あんど)の声が聞かれた。
実家の近所の女性「安心しました。みんなに迷惑かけてね。親もホッとしていると思う。早く捕まればいいと思っていた」
引用;NNN
ネットでは確保に安心する声も多数ありますが、それ以上に「広島県警はどこを探しているんだ!」との批判の声も多数あります。
詳細は後で、ネットの声で紹介しますが、では、この間動員された警察官の人数を可能な限り調べてみました。
この捜索に動員された警察官の人数は
8日 ?
9日 550人
10日 300人
11日 350人
12日 900人
13日 1200人
14日 1200人
15日 980人
はじめの1週間で動員された警察官の合計は5480人です。
さらに、27日7時のANNのニュースでは26日までの累計人数が13000人です。
警察は、これまでに延べ1万3000人以上を投入して捜索していますが、指紋などが検出された10日の車上荒らし以降、平尾受刑者の足取りはつかめていません。
引用;ANN
GW期間は400人から500人の動員予定なので、27日~30日まで4日間で2000人動員したこになり、合計すると、15000人です。
人件費以外にもかかりますが、わかりやすく人件費のみで算出してみます。
人件費をわかりやすく1人1日1万円としても、なんと1億5千万円使ったことになります。
公務員の警察官がこの捜索の業務に携われば、他の業務を誰かがカバーするわけです。
実際、この見積もりよりももっと多い人件費がかかりますね。
ちなみに、これは、国民の税金から払われるわけです。
これだけの人数、日数がかかったわけですが、どのような逃走ルートだったのでしょうか?
今治市の松山刑務所大井造船作業場から向島の尾道大橋まで車を盗んで移動。
出典;google map
盗まれた車が、向島の尾道大橋近くの路上で見つかった。
その後、島の中に潜伏しているようです。
なぜなら、尾道市の向島の向東町では盗難が相次いでいるようです。
飴や現金、さらに、洗濯物として干してあった男物の長袖のポロシャツなど。
このような事情を考えて、向島の中に隠れているとして、15日朝から、広島と愛媛の両県警、あわせて980人態勢で、脱走した平尾龍磨容疑者の行方を追っていました。
出典;google map
地図の色のついた部分が向東町でこちらに潜伏していると思われています。
島の北部を中心に650人態勢で捜索したが、見つからず。
北部にこだわるのは、北部に窃盗被害や目撃情報しているが集中しているからです。
8日以降、7件の窃盗被害が確認されていて、車上荒らしに遭った車や被害に遭った住宅の財布の中にあったカードから受刑者の指紋が検出されています。
引用;ANN
ところが、意外な場所で確保されました。
向島から西へ約65kmの広島市南区です。
出典;Twitter
平尾容疑者の逃走ルートを整理すると、
平尾容疑者はまず、赤丸の今治市の刑務所を脱走しました。
その後、車を盗み、しまなみ海道を渡り、岡山県の向島(黒丸)に潜伏。
その後、何日かかけて、青丸の広島市へ逃走したようです。
30日広島市で身柄を確保されました。
まずは、向島の住民の方、お疲れさまです。
ほっとしたのではないでしょうか?
警察官の方もお疲れ様です。
このあと、逃走ルートや、どうやって生活していたのかが明らかになってくると思われます。
分かり次第、追記していく予定です。