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栗原心愛ちゃん虐待でPTSD!なぜ父のもとに?多すぎる児相ミスの訳は?

栗原心愛ちゃんが両親から虐待を受けていた事件で、父親に対して恐怖のあまりPTSDになっていたことが判明!

栗原勇一郎容疑者、なぎさ容疑者の顔画像の調査と、今回の虐待に対する栗原家と児相の動きを時系列で完璧に整理しました。

対応のやりとりがよくわかります。

なぜ、父のもとに帰すたのか、多すぎる児相のミスの訳を調査しました。

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事件の概要

千葉県野田市立小4年の栗原心愛さん(10)が自宅浴室で死亡し、傷害容疑で両親が逮捕された事件で、県柏児童相談所が心愛さんを一時保護した際、医師が心的外傷後ストレス障害(PTSD)の疑いがあると診断していたことが10日、野田市への取材で分かった。児相職員が父、勇一郎容疑者(41)について尋ねると「泣きだすことがあった」という。

引用;産経新聞

では、今回の事件の容疑者、被害者の情報を整理してみましょう

容疑者のプロフィール、顔画像

名前 栗原勇一郎(くりはら ゆういちろう) 栗原なぎさ
年齢 41歳 31歳
住所 千葉県野田市山崎1921-2
職業 自称・会社員 無職
職場 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)東京事務所職員
子ども 心愛(みあ)(10)、次女(1)


出典;FNN

ニュースの映像から、父親の勇一郎容疑者


出典;JNN

母親のなぎさ容疑者


出典;FNN

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被害者の情報

名前 栗原 心愛(くりはら みあ)
年齢 10歳
住所 千葉県野田市山崎1921-2
身分 野田市立二ツ塚小学校4年生

顔画像は


出典;FNN

 


出典;NNN

亡くなる前に通っていた小学校は野田市立二ツ塚小学校です。

話を理解しやすくするために、心愛ちゃんの転校の流れを押さえておくと、

小学校
糸満市のA小学校→野田市立山崎小学校→野田市立二ツ塚小学校

さらに、児相がどの段階で関係したかを入れると

小学校と児相
糸満市のA小学校、糸満児相→野田市立山崎小学校、柏児相→野田市二ツ塚小学校、柏児相

小学校と児相は常に連絡を取り合う関係にあります。

どれくらい連絡を密にしていたかはわかりませんが。

家族の動きや児相の対応がどのようになっていたか時系列で整理してみました。

時系列整理

家族の動向 児相、小学校、委員会の対応
2017年頃 再婚
2017年 勇一郎容疑者がなぎさ容疑者に暴力。
親族が糸満市に相談。

 

糸満市はなぎさ容疑者への聞き取りを試みたが、次女(1)の出産で、DVの有無を確認できず。
2017年9月 野田市に引っ越し 糸満市は野田市に引継ぎ。
なぎさ容疑者、柏児相の夫からのDVを報告
11月6日 山崎小のアンケートで心愛ちゃんが「父親からのいじめ」を申告


出典;毎日新聞

11月7日 柏児童相談所がすぐに一時保護
12月 医師が心愛ちゃんにPTSDの疑いがあると診断した
12月27日 児相は親族の元で暮らすことを条件に一時保護を解除
2018年1月12日 勇一郎容疑者が山崎小で恫喝。アンケートをみせろ。念書を書け。 一旦は断るが、恐怖を感じる。
1月15日 アンケートをみせる。念書を書く。


出典;NNN

1月18日 山崎小から二ツ塚小へ転校
2月26日 「お父さんに叩かれたというのは噓です」を見せる。

「今日にも連れて帰りたい」と言う。

親族宅を訪問。心愛ちゃんの所在は確認できず。勝手に連れて帰っている可能性を把握
2月28日 女の子を自宅に戻すかどうか開かれた会議で、父親の虐待のリスクが高まっていると懸念しながら、帰ることを了承。
4月以降 心愛ちゃんは学級委員長に自ら立候補するなど活発に学校生活を送る 問題なしと判断
9月上旬 10日ほど学校を休む 児相や市は家庭訪問せず
2019年1月7日 「娘は沖縄の妻の実家にいる。1週間ほど休む」と嘘の連絡
1月11日 「休みを1月いっぱいに延長したい」との嘘の連絡
1月24日 勇一郎容疑者が心愛ちゃん殺害

心愛ちゃんが大人に送ったSOSに対してなぜ、児相や学校は救えなかったのでしょうか?

衝撃的な事実がわかりました。

〇追記:2月25日 自宅に帰りたくないの訴えを無視

母親の栗原なぎさ容疑者が、去年12月下旬、心愛さんが親族の家から自宅に戻る際、帰りたくないと泣きながら訴えていた、という趣旨の供述をしていることがわかった。

引用;NNN

 

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心愛ちゃんはPTSDだった

2月11日に衝撃的な内容がわかりました。

児童相談所に一時保護されたあと、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の疑いがあると診断されていたようです。

野田市によると、その際、児相の職員が、父の勇一郎容疑者について尋ねると「泣き出すことがあった」と報告があった。

引用;FNN

10歳の女の子が恐怖のあまり、父親のことを尋ねると泣きだすなんて本当に恐かったのではないでしょうか?

このような状況なのになぜ、児相は勇一郎容疑者のもとに心愛ちゃんを帰したのでしょうか?

児相のやってはいけないミスを分析します。

多すぎる児相のミス

〇甘い一時保護解除の判断ミス

結果論になるかもしれませんが、この判断は適切だったのでしょうか?

心愛ちゃんがPTSDの診断を医師から受けていながら、恐怖心が残ったまま、父方の親族の元で暮らすのが前提とは言え、甘い判断ではないでしょうか?

沖縄のなぎさ容疑者の親族の元の帰すのなら、心愛ちゃんと勇一郎容疑者の接触をかなり制限できますが、勇一郎容疑者の親族であれば、簡単に接触できます。

実際に、2018年1月か2月に勝手に自宅に連れて帰っている疑いがあります。

柏児童相談所所長の二瓶一嗣氏のコメントは

「安全に生活できる見込みがたったということで、一時保護を解除しております。関係が改善したとはいえ、お子さんは父親に対して、恐怖心が少し残っている。怖さが残っている」(柏児童相談所所長)


出典;JNN

〇心愛ちゃんのアンケートを父親にみせ、心愛ちゃんを裏切る

最大のミスは大人が子どものSOSに対して、裏切ったことではないでしょうか?

アンケートの冒頭には「ひみつをまもりますので、しょうじきにこたえてください」とあります。


出典;朝日新聞デジタル

この言葉を信じて、山崎小のアンケートには、丁寧な字で切実に助けを求めていますね。

心愛さんは自由記述欄に「お父さんにぼう力を受けています。夜中に起こされたり、起きているときにけられたりたたかれたりされています。先生、どうにかできませんか」と記入。


出典;毎日新聞

父親勇一郎容疑者の恫喝に屈し、アンケートをみせてしまいます。

そのため、心愛ちゃんは

・転校先の二ツ塚小のアンケートは何も書かなかった。

・「お父さんに叩かれたというのは噓です」というものを書かされる。

このとき、正直に書いても助けてもらえないと絶望の底にいたのではないでしょうか?

さらに「お父さんに叩かれたというのは噓です」の文章は父親が文章を考え、母親のなぎさ容疑者が書き方を指導したようです。

怒りがこみあげてくるのは私だけでしょうか?

より正確に表現すると、父親の虐待の事実を訴えたアンケートのコピーを手渡したのは児相ではなく、野田市教育委員会 のようです。

矢部雅彦 指導課長が責任者のようです。

〇解除後に家庭訪問なし。小学校との連携不足

解除後に学校や児童相談所が一度も自宅を訪問しなかったことを明らかにし、対応が不適切だったと陳謝しました。

新しい転校先の二ツ塚小学校では心愛ちゃんの異変に気付かなかったとしている。

「担任の先生からあざ・けがなどの報告はあったか」との質問に、「そういう報告はなかった」と話した。家族関係はうまくいっているものと認識していたという。

引用;FNN

〇虐待のリスクが高まっているのに自宅へ帰す判断ミス

児童相談所が、当時、親族の家で生活していた心愛さんについて、「父親のもとに帰っている可能性が高い」などと市に対して報告していたという。

さらに児童相談所は、翌日になって、虐待のリスクが高まっているとのデータがあったにもかかわらず、心愛さんを自宅に帰す決定をした。

引用;NNN

児相は心愛さんを勇一郎容疑者が勝手に帰宅させる重大な批判を黙認した可能性があります。

このとき、ルール違反だから帰せませんと毅然と対応していたら命は救えたかもしれませんね。

そのあとの3月にもミスを犯します。

〇「お父さんに叩かれたというのは噓です」が嘘であることを見抜きながら放置

心愛さんが本心で書いたのか不審に思った職員は、3月19日に二ツ塚小学校で心愛さんに面会して確認します。

父親から母親にメールで届いた文面を「見ながら書き写した」と打ち明けたという。職員が「書いてあったのは(心愛さんの)気持ちと違う感じ?」と尋ねると、心愛さんは「お父さん、お母さんに早く会いたい、一緒に暮らしたいと思っていたのは本当のこと」と答えたという。
児相は父親によって書かされた疑いがあると考えながら、心愛ちゃんを自宅に戻すことを決めていたと説明した。

引用;産経新聞

では、なぜこんなにミスが多いのでしょうか?

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ミスが多い訳は

1つ予想されることは、虐待案件が非常に多く、対応しきれなかった可能性があります。

虐待事例に対して、人が足りていないこと。

児童相談所に寄せられる虐待相談の件数は年々増加し、過去5年間で1.8倍にまで増えている。

引用;FNN

もう1つは、公務員のお役所仕事(役割分担?)なのでしょうか?

心愛さんが自宅に戻ってからは一度も面会はしていないとした。
また記者から「学校に丸投げか」との質問が出ると、「丸投げというつもりはないですが、基本的には役割分担ということで」と説明した。

引用;FNN

さらに、法の整備の遅れなどはどうでしょうか?

先ほどお役所仕事と批判しましたが、役人であるゆえに、ルールを守らないといけません。

どういうとき、子どもを保護するのか、どういうとき、保護を解除するのか。

また、その判断はどういう立場に人がするのかなど、まだまだ不十分なところがあるのではないでしょうか?

緊急安全確認として、児童相談所で在宅指導しているすべての虐待ケースについて、1か月以内に安全確認を行うとしました。次に、新たなルールとして、保護者などに通告元は一切明かさない、資料は一切見せない、保護者が威圧的な場合には警察など複数機関で共同対処することなどが盛り込まれました。

さらに、抜本的な体制強化策として、児童福祉司の増員計画を一部前倒しし、来年度に1070人程度増やすことなどが決まりました。

出典;JNN

過去にも、児童相談所の保護されていてその後、虐待でなくなった事件が東京でもありましたね。

船戸雄大 顔画像は?虐待に驚愕の新事実!結愛ちゃん涙の叫びがノートに!

同じ過ちは繰り返してほしくないですね。

ネットの反応

なんとかして、これ以上虐待死を防ぎたいですね。

ネットの声にも、児相を責める声、大変だという声あります。

大切な仕事だからこそ、しっかりしてもらいたいし、予算や人員を投入すべきではないでしょうか?

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