愛知県豊田市で校外学習を終えたあと、熱中症で児童がなくなる事件が起こりました。
豊田市立梅坪小学校の藪下隆校長の顔画像、フェイスブックのアカウントの調査を行いました。
今回の事件の最高責任者である校長謝罪コメントが変です。
甘すぎて、危機管理能力を疑うコメントを報告します。
ネットでも炎上しています。
17日午前、愛知県豊田市で小学校の校外学習に参加した1年生の男子児童が熱中症で死亡するという事件が起こりました。
豊田市教育委員会によりますと、死亡したのは豊田市立梅坪小学校の1年生の男子児童です。
児童は、17日午前、学校から1キロ離れた公園で行われた校外学習に参加し、学校に戻ったあと意識を失って心肺停止になり、その後、死亡が確認されました。
熱中症と診断されたということです。
校外学習は、午前10時すぎから、1年生およそ110人が参加して行われ、30分ほど虫取りや遊具などで遊んだあと、11時半ごろに学校に戻ったということです。
引用;NHK NEWS WEB
この暑い時期になぜ、校長先生は校外学習の許可をだしたのでしょうか?
校長先生はどのような人物なのかはを調べてみました。
死亡事件が発生した豊田市立梅坪小学校の校長の名前は藪下隆(やぶした たかし)先生。
出典;中京テレビ
校長先生のフェイスブックのアカウントの調査を行いましたが、本人の特定には至りませんでした。
検索結果をリンクしておきますので、気になる方はこちらへ。
この校長先生、判断甘すぎと思うのですが、具体的にみてみましょう。
学校の場所は
校外学習のコースは次の画像です。
出典;中京テレビ
小学1年生に約1km20分歩かせます。
豊田市は、午前中から気温が30度を超えていました。
もちろん、気象台は、愛知県に高温注意情報を発令していました。
30分ほど虫取りや遊具などで遊んだようです。
出典;中京テレビ
そして、また20分ほどかけて、歩いて学校にもどり、11時半ごろ到着。
教室にもどってからは次のように。
教室へ戻った後、唇の色が悪くなったことを心配した担任が風通しの良い場所で休憩させたものの、意識が遠のき救急車を呼んだということです。
引用;中京テレビ
なぜ、こんな日に校外学習をする必要があるのでしょうか?
不思議でなりませんが、校長先生のコメントを聞いてみましょう。
17日午後5時、謝罪会見を開いています。
出典;中京テレビ
教育委員会の人と2人で謝罪するのですが、その後の校長のコメントに危機管理能力の低さに驚きます。
「今回こういう高温の中で(校外学習へ)行かせてしまったことについては、結果的に大事な子どもの命が亡くなったので、判断が甘かったことを痛感しています」
引用;中京テレビ
この会見からは、結果をみて、判断が甘いと述べていますが、ここに大きな違和感を感じるのは私だけでしょうか?
さらに
藪下隆校長は「児童の命が犠牲になり、大変申し訳ない。担任がこまめに水分補給させるなどの配慮をしており、安全だと判断した。認識が甘かった」と謝罪した。
引用;産経WEST
本当に担任が全員にこまめに水分補給させることができたのでしょうか?
これも、現場の先生に任せきりではないでしょうか?
学校のHPによると、1年生は117名4学級です。
児童数は728名で、教員数は36人です。
校長、教頭、特別支援学級の先生も入って36名なので、実際には30人ぐらいと考え、
30を6で割ると、1学年の配置される教員は5人ぐらい。
1年生だから5~7人かもしれません。
この人数で、炎天下の中、片道20分の徒歩の間、どのようにこまめに水分補給させることができるのでしょうか?
校内の運動場ではなく、車の危険など配慮しなければならない状況で移動しているのです。
どうやって水分補給に気を配るのでしょうか?
更新情報
〇全校集会で経緯説明:18日19:50
梅坪小学校は18日午前、全校集会を開き、籔下隆校長が男児が死亡した経緯を説明した。
集会後に取材に応じた籔下校長は「(屋外学習は)昨日やらないといけない行事ではなかった。延期や中止を判断せず、申し訳ない」と改めて謝罪した。
出典;朝日新聞デジタル
〇保護者に謝罪:追記18日20:00
死亡した男児宅には17日夜、籔下校長らが訪問し、母親と祖父に謝罪した。
〇市はエアコン設置を前倒し:追記18日20:30
太田市長は会見で、
市立小・中学校と特別支援学校計104校には、一部の特別教室を除いて扇風機しかなかった。これまでの計画は、中学校で2019年度、小学校は20、21年度にエアコンの設置を終える予定だったが、一部小学校は今年度に前倒しして準備に入る。
小学校によっては1年以上早く設置される見込み。総事業費は71億円を見込む。
引用;朝日新聞デジタル
この異常な暑さの中、エアコンがないというのは、劣悪な学習環境ではないでしょうか?
厳しい声が相次いでいます。
当然の反応ではないでしょうか?
学年の教師に中止する権限はなかったのでしょうか?
危機管理能力のない人が校長先生であることに問題があるように思います。
反省しても、子どもの命はかえってきません。
ご両親の心情を考えると、涙が止まりません。
明らかに、人災です。
亡くなった児童のご冥福をお祈り申し上げます。