大阪の第2阪奈道路で時速280kmのスピードをだしたとして、暴走した男が書類送検されました。
この人物のプロフィールを調べました。
車種の特定も行い、日産の35GTRと判明。
さらに投稿動画、第2阪奈、罰金の調査を行いました。
東大阪市内の自動車専用道路を時速約280キロで暴走したとして、大阪府警は5日、乗用車を運転していた府内の30代の男を道路交通法違反(速度超過)容疑で書類送検した。捜査関係者が明らかにした。スピード違反の検挙としては、全国で過去最高速度とみられる。
捜査関係者によると、男は今年1月、同市内の自動車専用道路「第2阪奈道路」で、法定速度(時速60キロ)を約220キロ上回る時速約280キロで運転した疑いが持たれている。
引用;毎日新聞
このスピード狂の男はどんな人物でしょうか?
名前 | 不明 |
年齢 | 35歳 |
住所 | 大阪市城東区 |
職業 |
今のところ、わかっているのはここまです。
新たな情報が入り次第追記していく予定です。
追記:11月6日18:50 職業は無職
では、なぜ犯行が発覚したのでしょうか?
まず、投稿された動画をご覧ください。
動画のスクリーンショットの画像をはっておきます。
出典;youtube
300kmがでていますね。
この動画をみた人から警察に通報がありました。
警察は2018年8月、ナンバープレートが付いていない別の車を運転した疑いで、男を逮捕。
警察の調べに対して、男は、暴走と動画を撮影したことを認めたため、11月5日、法定速度を220km/hも上回る、280km/hで走行した疑いで書類送検された。
引用;FNN
動画の投稿をしなければ、発覚しなかったわけですが、そうはできなかったようです。
動画を投稿した理由について、「車の性能を試すため。みんなに見てほしかった」と話している。
引用;FNN
〇追記:11月6日18:50 過去にも10回ほど動画投稿
自分が運転する車を追跡するパトカーを振り切る動画なども投稿していた。
男は、10年以上前にも、大阪市内の高速道路で大幅なスピード違反で逮捕されていたこともわかった。
警察の調べに対し男は、「10回ほど同じようなことをして、動画をアップした」などと話している。
出典;FNN
では、車種はなんでしょうか?
日産の高級スポーツカーの35GTRです。
出典;youtube
この高級車、新車で買えば、1023万円以上するようです。
出典;日産
今回の違反でどれくらいの罰金になるのでしょうか?
超加速度が29kmの場合、反則金で18000円、減点3点です。
30km以上で反則金でなく、罰金になります。
罰金は行政処分(警察)と刑事処分(裁判所)の両方が科せられる違反です。
220kmオーバーはどうなるのでしょう。
まず、目安は次の画像でご覧ください。
出典;MOBY
桁が違い過ぎますね。
さらに調べてみると、
一般道30km/h以上、高速道路40km/h以上のスピード違反は、最大で10万円の罰金、6ヶ月の懲役となります。
「最大」としているのは、裁判で違反内容、運転者の過失などを判断され、刑罰内容が変わるためです。引用;MOBY
裁判所の出頭せずにすむ略式裁判で決まります。
ただし、略式裁判では裁判官が一方的に罰金を決定します。
その略式裁判ですまないのが、次の違反。
一般道、高速道路問わず80km/h以上の速度違反は、略式裁判が認められず公判請求、通常裁判となります。
引用;MOBY
このケースではほとんどの場合、懲役刑が言い渡されます。つまり、交通刑務所に行くことになり、前科もつくということのようです。
金額は裁判官が決めるのでいくらとは断定できません。
〇追記:11月10日 21:20 警察を挑発するような運転を動画で公開は罪にならないのか?
Q.この男が公開していた動画では、パトカーの指示に従うように見せて、また走り出して追いかけさせていました。これはまた別の罪にならないのでしょうか?
菊地弁護士:
「例えば、わざと挑発して追いかけさせていたとなると、業務妨害罪の可能性すらないとは言えません。また、パトカーに車を体当たりさせるなど乱暴なことをした場合だと、公務執行妨害罪となり得ます」Q.そうした運転の様子をYouTubeで公開していたことについての罪はいかがでしょう?
菊地弁護士:
「動画を上げたこと自体では、特に罪にはならないと思われます」引用;関西テレビ
暴走の現場は、東大阪市の第2阪奈道路ですが、こんな暴走しても大丈夫な場所なのでしょうか?
スピードを出す以上、真っすぐな道が望ましいですが、この第2阪奈道路を地図で調べてみると、
そして、トンネルの長さが5580mあり、ほぼ真っすぐですね。
走り屋にとっては最高の道かもしれませんね。
ちなみに300kmはほぼ新幹線と同じスピード。
仮に平均時速250kmでこの5580mのトンネルを走れば、約22秒で出ることになります。
たまたま、事故にはならなかったですが、巻き添えを食らうとたまりません。
十分反省してもらいたいですね。