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悪質タックル会見失敗は田中理事長独裁か?日大ブランド破綻へ加速。

悪質タックルの件で、日大と関学の会見、加害者の宮川選手と被害者の父奥野市議の会見が連日報道されています。

常に、日大の会見が評判を落とし、会見すればするほど、批判されるのはなぜかを調査しました。

日大の田中理事長独裁の体制に問題があるのでは?

日大の利権を握る田中理事長、内田監督兼常任理事、さらに、井上奨前コーチなど日大との関連、さらに日大の再生は可能なのかを調査しました。

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日大謝罪会見の概要とネットの反応

23日、都内で、内田前監督と井上奨コーチの緊急の謝罪会見が行なわれました。

日大の宮川泰介選手が22日の会見で、「1プレー目で相手のクオーターバックを潰せ」と指示されたと明らかにしたことについて、内田前監督は「私の指示ではない」と改めて否定し、反則行為について「正直、予想できなかった」と述べました。

井上コーチは「潰してこい」などの発言を認めたものの、相手選手にけがをさせる目的はなかったと釈明しました。

出典;ANN

この会見の司会者の対応がお粗末で、

司会者「これでもう打ち切ります。やめてください!やめてください!無理やり聞かないでください」

出典;NNN

謝罪会見で質問を浴びせる記者に、質問打ち切りを宣言するお粗末な対応

この会見を受け、ネット上では

多くの方の印象は

謝罪になっていない

リスク管理がでいていない

では、なぜそのようになってしまったのでしょうか?

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反対意見が言えない体質

日大の体質は基本的に体育会系の縦の関係が絶対の世界。

そのすべてを否定しませんが、ここまでになると異常に思えます。

絶対的な関係にある、井上コーチの指示に対して、服従するしかなく悪質タックルを実行してしまった宮川選手の例からも察することができます。

そして、大学でナンバー2の権力を握る内田前監督を擁護するための謝罪会見であったので、国民の批判を浴びる、火に油を注ぐ状態になったようです。

では、最も力を握っている田中理事長の人物像に迫ります。

田中理事長

日大は、なぜこのようなお粗末な対応しか取れないのか。

日大関係者が口を揃えるのは田中英寿理事長の存在である。

「昨年9月、4選を果たした田中さんはドンとして君臨、逆らう者がいない体制を固めている。

それを公私にわたってサポートしているのがアメフト部OBなんです。

内田さんと井ノ口(忠男)さん。

だから田中さんは、アメフト部の問題にしたくないし、それを承知の内田さんは、やり過ごそうとして墓穴を掘った」(日大元理事)

引用;gendai.ismedia

アメフト部OBがサポートする田中理事長の黒い噂は

体育会気質で情に厚く、人望もあって人脈は広いが、その清濁併せ呑む人柄が仇となり、これまで広域暴力団の住吉会会長や山口組組長との写真が流出、その交遊が国会で問題になったことがある。

また、常務理事時代には建設業者からのバックリベートが取り沙汰され、内部調査を受けた。

いずれも決定的な証拠はなく、疑惑の指摘にとどまっているが、それだけ敵が多いのも確かで、長期政権を敷く間に理事を仲間や側近で固めて、支配権を確かなものにした。

引用;gendai.ismedia

このことを指摘するネットの声を紹介すると、

出典;Twitter

反対意見が言えない組織だからこその対応ではないでしょうか?

だから、誠意ある対応ができず、各組織から糾弾されて、今後、日大の信用は失墜するでしょう。

日大に対する各組織からの絶縁状

〇関東学生連盟の規律委員会(5月28日以降の理事会で決定する方針)

内田正人前監督⇒事実上の“永久追放”に当たる「除名」処分

井上奨前コーチ⇒2番目に重い「資格剥奪」の処分

日大アメフト部⇒「無期限の活動停止」処分

〇日大アメフト部の保護者会

部の指示でかん口令を敷かれていた現役選手たちの声明をとりまとめ、発表する。

保護者の話だと、一部の現役部員は「宮川が戻ってくるまで練習しない」

現コーチ陣を一掃して、1日でも早く練習を再開したい」と話している。

〇関学

日大との定期戦の中止

日大からの再回答書について「真実とは思えない」と批判

〇関東学生アメリカンフットボール連盟所属の1部リーグ監督会

日大を除く全15チームが、日大の指導体制などに改善がなければ、秋のリーグ戦での対戦を拒否する方針
追記:7月26日21:10 日大側悪質タックルの指示を認める

日本大学側が相手選手をけがさせる意図で指示していたと認めました。

関係者によりますと、一連の反則行為について相手選手にけがをさせる意図で内田前監督らが指示したものだったとする第三者委員会の事実認定を「真実として尊重します」と、日大側が関東学生連盟に提出した改善報告書のなかで認めていたことが分かりました。内田前監督が大学の常務理事などを兼務していたことが問題の背景にあることも認めたということです。

引用;ANN

まとめ

日大の信用が毎日、確実に落ちていきますね。

多くのまじめな学生が、今後の就職活動などで不利益を受けるのではないでしょうか?

マンモス大学であることに、あぐらをかいて、校内の古い体質をそのままにした、つけが一気にでているようです。

一部の報道には、こういうスキャンダルがあっても一時的なものとの見方もあります。

日大の田中理事長も、時間が解決してくれると思っているのではないでしょうか?

日大には人が集まっているので、様々な利権が絡んでいます。

だからこそ、そのしがらみで改善は困難のように思えます。

誰が改善するのか見えてこないですが、世の中のバッシングを受け、善意ある日大を愛する関係者に頑張ってもらいたいです。

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