Jリーグの退場が話題になる2022年ですが、今回のは再試合の可能性のある内容です。
その経緯とミスジャッジをした清水修平主審の情報をお伝えします。
退場劇の概要
4月3日のJ2第8節、NDソフトスタジアム山形でのモンテディオ山形対ファジアーノ岡山の前半9分に起こりました。
3日にNDソフトスタジアム山形で行われているJ2第8節のモンテディオ山形対ファジアーノ岡山戦で、誤った競技規則の適用により、山形のGK後藤雅明が退場処分を下された。2018年の天皇杯では「競技規則の適用ミス」によってPK戦の再試合が行われた前例もあり、Jリーグは対応に追われそうだ。
引用;ゲキサカ
0:34からそのシーンがあります。
半田陸選手がバックパス
ボールがそれてしまう
ゴール直前にキーパーの後藤雅明選手が手で払い出す。
キーパーが手を使ってなんで悪いの?と疑問に感じた方も大勢いるでしょう。
味方からのバックパスに対してGKは手を使えない
このルールがあるので、後藤GKはルール違反になるのです。
清水主審は
・岡山に間接FKを与える。(ルール上問題なし)
・清水主審は後藤にレッドカードを提示し、退場処分←←ココが問題あり!
なぜ、問題のなのかですが、
競技規則には
「ゴールキーパーが自分のペナルティエリア内で、認められていないにもかかわらず手や腕でボールを扱った場合、
間接フリーキックが与えられるが、懲戒の罰則は与えられない」
と明記されている。
競技規則の懲戒の罰は与えられないという部分に違反している。
今回の違反は、主審のゴールやファウルに関する“誤審”に代表される「判定ミス」のレベルではなく、「競技規則」の適応ミスです。
サッカーのルールを適正に運用できていない場合で、過去には再試合の事例もあったのです。
2018年の天皇杯では「競技規則の適用ミス」によってPK戦の再試合が行われた前例もあります。
4月3日の「山形対岡山」の試合は後半のアディショナルタイムに岡山が貴重な1点を入れ、1対0で勝利を収めています。
当然、ルールが正しく運用されていない疑いがあり、山形はJリーグに質問状を送っています。
【お知らせ】
弊クラブでは、本日4月3日岡山戦 前半11分のGK後藤雅明選手の退場について、リーグ側に所定の手続きのうえ、質問及び確認をお願いしております。みなさまにおかれましては、ご心配をおかけしておりますが、ご理解の程よろしくお願いします。#montedio
— モンテディオ山形広報/Montedio Yamagata (@monte_prstaff) April 3, 2022
【追記2022.4.4】
滅多に誤審について何も語らないJリーグが、今回異例の発表です。
Jリーグは誤審を認める異例の発表を行いました。
今後は再試合などが検討されるようです。
【追記2022.4.5】再試合決定
Jリーグは4日、清水主審がGKに対してレッドカードの退場を命じたことは、「勝敗の決定に影響を及ぼす、担当審判員による明らかな競技規則の適用ミスがあったことが確認されました」と発表。
さらに5日、日本サッカー協会(JFA)を通じて国際サッカー評議会(IFAB)にも確認したうえで臨時実行委員会および臨時理事会を開催し、協議した結果、「山形は約80分間にわたって1人少ない状態で試合を行うことになり、試合の結果に重大な影響を及ぼし得た」として、再試合することを決定した。
清水修平主審、顔画像は?
出典;DAZN
名前 | 清水修平(しみずしゅうへい) |
生年月日 | 1984年3月26日(38歳) |
出身地 | 愛知県 |
職業 | サッカー審判 |
1級登録年度 | 2009年11月 |
経験 | J2主審76試合、J3主審47試合、J3副審11試合 |
J2でも主審を多く務めるベテランです。
そんな審判員が「競技規則の適応ミス」を犯すとはちょっと驚きです。
この驚きはさらに続きます。
耳を疑いました。
2018年天皇杯での再試合の主審も清水修平!
清水修平主審は過去にも「競技規則の適用ミス」をやらかしています。
2018年6月6日に行われた天皇杯「名古屋グランパス対奈良クラブ」の試合でPK戦の
判定のミスでした。
奈良クラブの4人目の選手MF金久保選手のシュートをフェイントとして判定
→→失敗とすべきを、蹴り直しとして再開
当時の記事の詳細ですが、
奈良は今月6日、名古屋グランパスとの天皇杯2回戦に臨んだ。
120分を終えて1-1と決着がつかず、PK戦に突入。
奈良が2-4で迎えた4人目、金久保彩のキックはネットを揺らしたが、主審がキックフェイントと判断して蹴り直しを命じた。
再度のシュートもゴールネットを揺らして3-4となると、名古屋の5人目が失敗して同点に。
最終スコアは5-4で、奈良が3回戦進出を決めた。
しかし11日、日本サッカー協会(JFA)が「次ラウンド進出チームの決定に直接影響を及ぼす、担当審判員による明らかな競技規則の適用ミス」があったと発表。
臨時の天皇杯実施委員会を開催して協議を行った結果、1人目からPK戦をやり直すことが決まった。
引用;サッカーキング
PK戦のやり直しの結果、奈良ではなく、名古屋グランパスが勝利しました。
結果が大きく変わってしまったのです。
そのあと、清水審判は3ヶ月の公式戦活動を休止になったのでした。
人のやることなので、ミスはつきものですが、「競技規則の適応」のミスはプロとしてどうかと疑問に思います。
今回の山形の事例が再試合になってしまうと、とんでもないミスを2度もしてしまったのですから、その責任は非常に重いのでは?
早急にレベルの向上が求められます。
ネットの反応
適用ミスで割と影響も大きいので、恐らく再試合になるのでは?
審判団4人とも割り当て停止は免れないだろうし、清水修平主審は適用ミスが2回めらしいので、資格停止とか降級もありえるだろう。確実に担当カテゴリーは下がりますね。— ダルブー (@gv3157) April 3, 2022
2018天皇杯の名古屋vs奈良クラブのルール適用ミスをした主審と、今日の山形vs岡山のキーパーに一発レッドを出した主審がどちらも清水修平主審と聞いて驚愕している。
— みっさん (@missan8) April 3, 2022
主審の清水修平、副審たち、
実況の清水春樹、解説の超智隼人、
関係者誰もが理解していない競技規則…
誰もこの時に指摘しないってヤバすぎるな
18年の天皇杯で誰も学んでないじゃないか…
山形かわいそうだな
10分からずっと10人とは…
ただのFKで良かったのになhttps://t.co/y2107gtOJ3— クライフアレナ (@welovefoot_ball) April 3, 2022
審判の誤審による退場も多く、サポーターや選手の不満はたまるばかりです。
j1の開幕戦の鈴木選手の審判を欺く演技も話題になりました。
今シーズンのJリーグの基準は鈴木優磨選手のようにオーバーアクションすれば、ガンバ大阪のパトリック選手を退場にして自分自身の足つかみイエローを帳消しにできるみたいです。
サッカー選手はまず演劇部に入りましょう👍 pic.twitter.com/7TAaUDjTcN
— FM TOWNS (@FMTOWNS20F) February 19, 2022
VARの導入もされているので、なんとか公平に試合が進むようにしてほしいですね