2年前の起きた高1生徒のいじめ事件で第3者委員会が学校の対応のまずさを発表しました。
それを受けて、小杉克彦元校長が謝罪したしたのですが、遺族から激怒される始末。
その小杉克彦の顔画像を調査しました。
さらに、受験用のサイトでもいじめ容認の学校と以前から思われているのが明らかに。
そして、遺族から校長が責任を取れと激怒されても、辞職しない訳は何かを調査しました。
いじめを苦にした自殺があったのは2016年11月です。
県教育委員会の第三者委員会が報告書をまとめましたので、そちらから概要をお伝えします。
16年9月からあだ名や悪口などによるいじめを受けていたと認定した。さらに、男子生徒はいじめ被害を担任に相談したが、学校はいじめを認知した際の委員会を開催しないなど、学校の行動計画などに示された対応が適切に行われなかったことを指摘。担任や学校への期待が裏切られ、絶望感が強まったことが「自殺に最も影響を与えたと考えられる」とした。
また、学校が保護者に連絡しなかったことについても「情報を共有する機会を設けなかった」と問題視した。引用;新潟日報
助けを求めたのに、裏切れたことは本当に大きいですね。
もちろん、いじめた生徒が一番悪いのですが、それを放置した学校も最悪です。
まず、元校長の顔画像から
校長の名前は小杉克彦(こすぎ かつひこ)です。
顔画像は
出典;FNN
では、学校は新潟県の工業高校ですが、まず、高校について気になる情報をキャッチしましたので、それとともに報告します。
新潟県では、別の高校でもいじめがありました。
新潟高3生いじめ自殺!荒川高校、いじめ内容特定!学校HPに矛盾!
出典;新潟工業高校HP
機械科、電気科、工業化学科など6つの専門の科のもちます。
みんなの高校情報によると、偏差値は46~47です。
さらに、口コミ情報によると、自衛隊のような上下関係に厳しい学校のようです。
口コミ情報にいじめについてものっていました。
〇卒業生 / 2012年入学「自衛隊学校」:2018年02月投稿
総合評価
他の方のコメントでもある通り自衛隊のような学校。体力に自信がある、上下関係を身に付けたいという方にはオススメする。いじめの少なさ
いじめは平然と行われており教師も黙認している。
(例 体育祭前の応援練習 各科によって厳しさは変わるが特にD科は酷い。1年生は毎日声が枯れるまで声出しの練習、体勢を崩したら二、三年生からの暴行、暴言等)
教師もその場にいるのだが「我が校の伝統だから~」と知らん顔。引用;みんなの高校情報
〇保護者 / 2015年入学「自衛隊みたいな学校です 」:2017年01月投稿
総合評価
昔ながらの伝統が変なところで残ってる。
時代に適応しない学校。資格が沢山とれるのはよい。
いじめの少なさ
教師の見えないところで上手くいじめが行われている。教師が知らないのが問題あり。引用;みんなの高校情報
このようないじめを見て見ぬふりする学校だったようです。
今回の謝罪でも遺族の言葉がとても気になります。
9月に第三者委員会から、学校側の対応を断罪されて、10月8日夜、当時の校長が遺族のもとを訪れ、直接謝罪しました。
新潟工業高校元校長「大変申し訳ありませんでした」
出典;FNN
ところが、この謝罪に対して、男子生徒の父の対応は怒りに満ちていました。
男子生徒の父・佐々木正さん「遺族は、事件の苦しみだけでなく、あなたたちの対応にも苦しめられたんですよ。あなたは何も責任をとらずに逃げましたね」
男子生徒の父・正さんは、元校長に対し責任を取るよう求めたが、元校長は、「再発防止に向けてできることを、今の仕事の中で取り組みたい」と話すにとどめた。
出典;FNN
当然ではないでしょうか。子どもを亡くした上、不誠実な対応を取り続ける学校に対しては親おしてどれだけ悔しかったことでしょう。
では、なぜこの校長は責任を取ろうとしないのでしょうか?
様々な憶測がネットでも飛び交っています。
有力と思われるものは
〇校長のポストは王様状態で好き放題できるから
〇やめてしまうと、現在大学で教員を養成している立場に傷がつく、もしくはその立場も失うから
〇給料が高く、収入源を失いたくないから
〇命を落とした重さに対し他人事だから
今までの対応から考えて、最後の他人事が最も有力な気がします。
「なんで、自殺したから、やめなきゃならないんだ!」と思っているのではと思い、非常に教育の世界が心配になります。
遺族の井上さんが怒っているのも、こういった空気を肌で感じているのではないでしょうか?
本当にいじめってなくなりません。
いじめた側はあまり深刻に考えていません。
いじめられている方はとても深刻です。
最後に父親が公開している遺書を掲載します。
「今の自分はあやまろうにもあやまりきれません。本当にごめんなさい。自分はもう2カ月前から命を断とうと考えていました。(一部略)毎日一人でいる時涙を流して嘆いていましたが、家では悲しいことを極力思い出したくなかったので家でも相談せず、自分で何とかするべきだと思い先生にも言いませんでした。そのことで思い悩み気が沈んでいる所に1カ月前から学校で言葉による虐めを受けました。とても悲しく悔しかったので、このことは先生に相談しました。10月中に相談した方は良くなりましたが、11月に入ってから相談した方は、何の解決にもなりませんでした。自分のクラスの一部に留まらず見ず知らずの他クラスの人にも言われたりしました。もうずっと何週間も学校にいるだけで時々泣きたくなり寝るフリをして涙を流していました。9月中旬から今に至るまでの平日は生き地獄のような毎日でした。もう生きたくないです。学校で部活があったり土日時々遠くにいる友達と遊んだりと楽しいこともあったのですが自分にはもう耐えられません。本当はもっと生きたかったけどもう生きていける気がしません。(一部略)」
引用;NHK