東京目黒区で虐待の末、5歳の長女を殺す悲痛な事件が3月にありました。
早朝から、ノートに平仮名を書く練習をさせられていた結愛ちゃんのノートが涙を誘います。
すでに逮捕されている船戸雄大容疑者(33)、優里容疑者の顔画像や、虐待の実態が次々に明らかになるが、驚きの連続です。
事件の概要
船戸雄大容疑者、船戸優里容疑者らが、東京目黒区の自宅のアパートで結愛ちゃんに日常的に虐待を繰り返していた事件です。
船戸雄大容疑者(33)と妻の優里容疑者(25)は今年1月ごろから、自宅で衰弱していた長女の結愛ちゃん(当時5)を放置して死亡させた疑いが持たれています。
その後の警視庁への取材で、船戸容疑者の自宅の中で結愛ちゃんの部屋にだけ照明が取り付けられていなかったことが分かりました。
結愛ちゃんは毎朝午前4時ごろに自分で起きて、ノートに平仮名を書く練習をさせられていました。
結愛ちゃんは窓の外の街灯の明かりを頼りに練習していたとみられます。警視庁が押収した結愛ちゃんのノートには「もうおねがい ゆるしてください」などと両親への謝罪の言葉がつづられていました。
出典;ANN
では、その泣けるノートとは?
「もうおねがい ゆるして」
両親は日常的に虐待を加えていたようですが、その様子を示す、結愛ちゃんの悲痛な叫び声ともいえる手紙がみつかりました。
自宅からは結愛ちゃんが平仮名で「きょうよりも あしたは もっとできるようにするから、おねがいゆるして、ゆるしてください」などと書かれたノートも見つかったという。
引用;NNN
全文も紹介します。
出典;Twitter
こんな手紙を5歳の女の子が訴えるのって、悲しすぎますね。
超かわいい、結愛ちゃんの画像
引用;JNN
追記:6月17日0:10「前のパパがいい」
Xマスの夜、結愛ちゃんは香川県善通寺市の自宅アパート(当時)の外で裸足でいて 「前のパパがいい」と訴えていたことがわかりました。
結愛ちゃんは香川県善通寺市の自宅アパート(当時)の外で、うずくまっていた。ピンクのパジャマ姿で裸足。気づいた近所の女性は上着を着せ、冷え切った体を抱えるようにさすって問いかけた。
「パパ怖い?」
「怖い」
「帰りたい?」
「帰りたくない」
女性は警察に通報した。女性によると通報は2回目。引用;朝日新聞デジタル
こんなかわいい子に虐待の末、死に追いやった両親とはどんな人物でしょうか?
容疑者の家族構成と顔画像
父のプロフィール
名前:船戸雄大(ふなとゆうだい)
年齢:33歳
住所:東京都目黒区東が丘1丁目サンハイム好の2F
職業:無職
出典;JNN
母のプロフィール
名前:船戸優里(ふなと ゆり)
年齢:25歳
住所:東京都目黒区東が丘1丁目サンハイム好の2F
職業:無職
出典;JNN
長女のプロフィール
名前:船戸 結愛 (ふなと ゆあ)
年齢:5歳
親子関係:優里容疑者の連れ子
出典;JNN
長男のプロフィール
名前:不明(未公開)
年齢:1歳
親子関係:雄大容疑者と優里容疑者の子ども。
連れ子であるから、虐待を受けていたようです。
今回、虐待の実態が次々に明らかになってきました。
虐待の実態
2017年まで香川で暮らし、過去に結愛ちゃんは児童相談所に2度保護されていました。
一家は、2018年1月までに上京をし、この上京を機に虐待がエスカレートしたとようです。
〇香川県から東京都目黒区に引っ越してから軟禁状態だったようです。
さらに、冬場であるのに暖房のない部屋に1人で放置されていました。
今年1月下旬以降、両親と弟は同じ部屋で暮らす一方、結愛ちゃんは電灯や暖房のない別の部屋に1人で放置されていたことがわかりました。1月下旬以降、結愛ちゃんが外出したのは1度しか確認されておらず、軟禁状態だったとみられています。
引用;JNN
〇真冬のベランダにはだしのまま放置されていた。
出典;JNN
〇雄大容疑者は、「太っているからモデル体形にする」という理由でダイエットと称して、理不尽な過激な食事制限を強要。
結愛ちゃんに1日1食しか与えないこともあり、結愛ちゃんは栄養失調になっていました。
(5歳児の平均体重は20kgだが、結愛ちゃんは12kgしかなかった。)
その結愛ちゃんを1人家に残し、家族3人で訪れていた近所の中華料理店。
店の人は「(結愛ちゃんについては?)友達のところに預けてるって聞きましたけど」と話した。出典;FNN
船戸容疑者らは実の子を連れて、近所に食事に行き、その間、結愛ちゃんは、暖房もない寒い部屋で1人で放置されていたようです。
〇照明のない部屋で早朝からひらがな書きを強要。
結愛ちゃんは毎朝午前4時ごろに自分で起きて、ノートに平仮名を書く練習をさせられていました。結愛ちゃんは窓の外の街灯の明かりを頼りに練習していたとみられます。
引用;ANN
〇長女の結愛ちゃんに対して今年1月ごろから殴ったようです。
このアパートの中のどこで殴ったのでしょうか?
船戸容疑者が「風呂場に連れて行って殴った」と供述していることがわかりました。
一方で船戸容疑者の妻は「殴っているのを見たことがない」と話しているということで、警視庁は船戸容疑者が妻に見られないように結愛ちゃんを風呂場に連れて行き、犯行に及んだとみて調べを進めています。
引用;JNN
追記:6月8日23:15結愛ちゃん、臓器が5分の1に
結愛ちゃんの遺体を司法解剖した結果、免疫に関わる「胸腺」の重さは同年代平均の5分の1程度だった。杏林大医学部の佐藤喜宣名誉教授(法医学)によると、長期間、継続的に虐待を受けた子どもにみられる傾向だという。
引用;朝日新聞デジタル
追記:6月9日18:50結愛ちゃんに弟のおむつをつけて放置
警視庁は結愛ちゃんが衰弱して自力でトイレに行けなくなったため、両親が1歳の弟のおむつを着けて放置していたとみて捜査しています。
引用;ANN
追記:6月9日21:50優里容疑者は見て見ぬふり
優里容疑者は、逮捕前の取り調べで、自分の連れ子の結愛ちゃんに対する虐待について、「自分の立場が危うくなるのを恐れ、夫に従い見て見ぬふりをした」と話していた。
引用:FNN
追記:6月22日23:40「もうご飯たべられない。」
結愛ちゃんは亡くなる数日前、食事をのみ込めなくなるほど衰弱していたことが明らかになった。
「もうご飯を食べられない」。捜査関係者によると、結愛ちゃんは3月2日に死亡する数日前、食事を与えようとした母親の優里容疑者(25)(保護責任者遺棄致死容疑で逮捕)に弱々しく話したという。
引用;読売新聞
児相に通報した人は、「顔をつける練習をしていて、ちょっと激しめだったので、普通じゃないかなと思って。結愛ちゃんが『やめて』って言っていて。心配だったので児童相談所に『プールの時期でもないので』と」と語った。引用;FNN
虐待ゼロを訴えるNPO法人の代表らが小池都知事におよそ10万人分の署名を渡し、児童相談所を増やすことなどを要望しました。出典;JNN
児童相談所の対応
児童相談所に関連する情報もお伝えてします。
東京都への取材で、船戸容疑者一家が以前住んでいた香川県内で、結愛ちゃんが家の外に出されていたことなどがあり、児童相談所に二度、一時保護されていたことがわかった。
その後、今年1月に船戸容疑者らが目黒区内に引っ越した際には、香川県内の児童相談所から地元の児童相談所に虐待の可能性を指摘する引き継ぎがあったという。
引用;NNN
船戸容疑者は日常的に虐待を加えていたことが明らかになってきています。
以前住んでいた香川県では、児童相談所から船戸夫婦は指導をうけています。
映像でご覧ください。
香川県の児童相談所から引き継ぎを受けた東京都は先月家庭訪問をしたが、
会わせてもらえなったようです。引用;JNN
東京都でも児童相談所が家庭訪問しているようですが、船戸容疑者は虐待がばれるのを恐れ、
面会を断ったようですね。
このとき、会うことができたら、死なずにすんだかもしれませんね。
残念でなりません。
香川県の児童相談所が2回保護(2016年12月、17年3月)していて、船戸容疑者と妻に指導を行っています。
小池都知事は?
今回のこの事件を受け、小池都知事は結愛ちゃんが残したノートについて
結愛ちゃんが生前、「もうおねがい。ゆるして」などと書き綴っていたことについて、「心揺さぶられる」とコメントしました。
出典;JNN
さらに、今回の児童相談所の対応を悔やみながら、児童相談所の体制を強化を宣言。
具体的には、都内11か所にある児童相談所の児童福祉司、児童心理司や一時保護所の職員の人数を増やし体制を強化すると発表しました。
ネットの反応
船戸結愛ちゃんへ。
生まれ変わったら優しい父ちゃんと母ちゃんのところに行くんだよ。今度こそ幸せになるんだよ。船戸雄大くんと船戸優里ちゃんへ。
一生塀の中で死ぬまで反省文書いとけやゴルァ!!!— RIRUCA (@RIRUCA_H) 2018年6月6日
今までひどい事件はあったが、これほどの事件はない。目黒区虐待死の船戸結愛ちゃん5歳。書かされていたノートの文面を見ると涙が溢れます。結愛ちゃん可哀想過ぎます。なんとかできなかったのか。
母親の親に頑張ってもらいたかった。残念です。— イジー@iji101336 (@a3xei) 2018年6月8日
「船戸結愛ちゃん虐待死」惨すぎる❗️大学ノートに記した文面を聞く度に涙が出てくる❗️最悪な両親❗️何故❓こんなに可愛い子がこんな惨い仕打ちを受けなければならないのか⁉️バカな親の身勝手でHするな❗️子供が要らないなら避妊しろ‼️。
— Spicymouth99 (@spicymouth99) 2018年6月6日
船戸結愛ちゃんの事件…
結愛ちゃんが書いたノートを読む度に、可哀想過ぎて、とても辛くなる…
どんなに辛かったか。
どんなに淋しかったか。
結愛ちゃんの気持ちを想像するだけで、涙が出てくる…両親を絶対に許してはいけない❗
— junko (@j11232315) 2018年6月8日
ダメだ。きのうから船戸結愛(ゆあ)ちゃんの遺したノートを見ると涙が。ゆあちゃんのたった5年の壮絶な生とノートに書き遺した短い文章が、普遍的な法改正の強化につながって欲しい。それが、ゆあちゃんの供養だと思う。くそ、涙が溢れやがる。
— タイライサオ (@isao_taira) 2018年6月7日
昼、寝てたので暴行!?💢
朝、4時に自分で目覚まし時計で
起きてるんだぞ!五歳児だぞ!
自分は毎日出来るのか?💢#船戸結愛 ちゃんのノートを毎日、正座して読んでろ💢
5歳死亡、「寝ていたので暴行」 父親が供述、東京・目黒 | 2018/6/8 – 共同通信 https://t.co/Gy96MoHBx9— tommy ☆ 夢雀 (@tommy777_tommy) 2018年6月8日
虐待で亡くなった、船戸結愛ちゃん(5さい)が亡くなる前にノートに書いていた文字を聞いて大号泣してる。
小さいのに、ゆるしてゆるしてって書いてたり…
ホントに勘弁してくれよ…
どんな気持ちで書いたんだろって考えると、子を持つ親としては辛くて耐えれん。
頼むから親は極刑にしてくれ。— ❤︎ にゃんぴこ ❤︎15w (@innocent__crown) 2018年6月6日
自宅より児童養護施設の方が好き東京都内の自宅で暴行を受け、病院で死亡した5歳の船戸結愛ゆあちゃんは生前、関係者にそう話していたという。警視庁捜査一課は3日、結愛ちゃんを虐待、傷害容疑で父親の船戸雄大容疑者を逮捕
この結愛ちゃんの書かれたノートの中身を先程聞いたが、泣きそうだ。
— ブラハチ (@nDcb68rdFRorbOv) 2018年6月6日
船戸結愛ちゃんの事件、親はクソすぎるのはもはやほんとにクソすぎるから置いといて、行政はイカれているのか、品川にしろ香川にしろ、目黒にしろ、そしてもっと強制的にでも保護できる制度にしろよ、あまりに可哀想すぎる。
— Ame (@kondo_ame) 2018年6月6日
私は普段何もツイートしない人間ですが、結愛ちゃんがどんな思いでノートに書き込みしたのかと思うと胸が痛くなります。このような事件でいつも思うのですが、今もどこかで誰かが虐待を受けているのかと思うといたたまれなくなります。結愛ちゃんのご冥福を心からお祈りいたします。
— kenzikana (@kenzikana) 2018年6月6日
亡くなった女の子がとてもかわいで、同じ親の立場からの声が心にひびきます。
児童相談所の対応に対して、小池都知事がコメントしていますが、二度とこのような悲惨な事件を起こさないでもらいたいです。
あの悲惨な虐待を救うのは、児童相談所や警察しかできなかったでしょう。
結愛ちゃんが1人で逃げ出すことは無理な訳ですから。
悔やまれてなりませんね。
亡くなった結愛ちゃんのご冥福をお祈りいたします。