千曲川の決壊で北陸新幹線が水没する被害が発生。
その被害総額を調査しました。
また、新幹線基地の場所は適正な場所だったのかも調べました。
新幹線の修理の可否やその理由も報告します。
ダイヤが完全に復旧するのはいつ頃になるのでしょうか?
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JR長野駅から北東に10キロ余り。千曲川の堤防決壊で長野新幹線車両センターに止め置かれていた北陸新幹線の10編成合わせて120車両が水につかりました。北陸新幹線は通常30編成で運行しているため、全体の3分の1が被害を受けた形です。浸水した新幹線はどうなってしまうのでしょうか…
出典;ANN
これだけの新幹線が水没とはすごいことに。
では、まず、この長野新幹線車両センターの位置、さらにこの場所に基地を作ったのに場所の選択は適正だったかを調査しました。
まず、地図で確認すると、
車両基地は千曲川の西岸から約1キロ離れた場所にあります。
確かに平地なので、大規模な決壊があれば、今回のようになったわけですが、この間にも民家がたくさんあり、こうなることを予測するのは不可能だったのではないでしょうか?
川のすぐそば(100m~200m)なら、なぜもっと離れた場所に基地をつくらなかったのかと非難されても仕方がないですが。
一方で埋め立て地であったという情報もあります。
https://twitter.com/jnishihiro/status/1183405408813076480?ref_src=twsrc%5Etfw
やや不適切だったかもしれません。
しかし、ここまでのことは本当に想定外の災害ですね。
街中、水浸しです。
出典;ANN
では、この水没した新幹線の今後はどうなるのでしょうか?
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画像をみると、窓のすぐ下まで水がきています。
1mぐらいあるのでしょうか?
出典;ANN
専門家の意見によると、
電気の部品が床下にあり、乾いたとしても発火の恐れあり。
半導体が使われていて腐食が始まるので全部交換。
新幹線は電気を送る様々な部品が車両の床下に付いています。
これらの部品は乾いたとしてもそのまま運転すると発火の恐れがあるので、そのままでは使うことができないといいます。
これら(電気)の部品というのは半導体がたくさん使われていて、基板が付いている。
こうしたものが浸水すると腐食が始まるので、ほぼすべてこれを取り換えないといけなくなる。
出典;ANN
そして、交換するぐらいなら、作った方が早いのと楽なようです。
新幹線1両を製造する費用は約2億7000万円
120台あるので総額328億円です。
ヤバすぎる金額ですね。
周りの水害の環境も関係します。
街が正常に機能するのに、1か月近くは必要のようです。
さらに、線路の修理、新幹線のやりくりなど必要になります。
今回3分の1が被害があったわけですから。
新しく新幹線の車両を製造するには最低でも半年から1年ぐらいはかかるといいます。
出典;ANN
すべて作り直すには1年半はかかるという専門家の意見もあり、
正常にダイヤが復旧するのに、1年以上はかかりそうですね。
https://twitter.com/kasekky/status/1183137906963017728?ref_src=twsrc%5Etfw
https://twitter.com/yuki_fujixf/status/1183668013582544902?ref_src=twsrc%5Etfw
https://twitter.com/kobefs/status/1183537972215312386?ref_src=twsrc%5Etfw
1日も早く、新幹線だけでなく、被災された方、被災された場所が元にもどり、平穏な暮らしができるように祈るばかりです。
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