SAITAMA, JAPAN - NOVEMBER 25: Head coach Takafumi Hori of Urawa Red Diamonds lifts the AFC Champions League trophy at the award ceremony during the AFC Champions League Final second leg match between Urawa Red Diamonds and Al-Hilal at Saitama Stadium on November 25, 2017 in Saitama, Japan. (Photo by Masashi Hara/Getty Images)
25日夜、サッカー・アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝第2戦で、浦和が、88分にラファエルシルバが先制ゴールし、そのまま逃げ切り、この試合を1-0で勝利。
2戦合計2-1で10年ぶり2度目の優勝を果たした。
アジア制覇までの戦いぶりを振り返りながら、浦和の強さ、魅力を徹底的に検証する。
出典;ヤフースポーツ
敵地での第1戦を1-1で引き分け、しかもアウェイゴールを手にしている浦和。
第2戦は、勝ちか0-0の引き分けでも優勝が決まる。
第1戦の守りを固めた低いブロックとは戦術を変え、ハイプレスを敢行。
前半早々、MF長澤和輝がシュートチャンスをつかむが得点には至らず。
前半15分過ぎからはアル・ヒラルにボールを持たれる時間が続いたが、浦和はブロックの内側には入らせず、危険な形は作らせずにゲームを進めた。
激しくボールを奪い合う白熱した展開に。
危ない場面もあったが、前半はスコアレスで終了。
アウェイゴールを奪われているアル・ヒラルはどうしても1点が必要。
後半に入り、アル・ヒラルは積極的に攻めるが、浦和の堅い守備を破れない。
焦りが見えるアル・ヒラルはラフプレーも多くなり、後半34分、MFサレム・アルダウサリがこの試合2枚目のイエローカードを受けて退場処分。
浦和は数的優位にたつ。
そして、歓喜のときは同43分に。
ディフェンスのミスを突いたFWラファエル・シルバが抜け出すと、GKとの1対1で強烈なシュートを決めて1点を奪った。
5万7727人の大観衆の大歓声が爆発した瞬間である。
巧みに残り時間を使い、浦和が10年ぶりのアジア王者に輝いた。
Jリーグのチームがアジアの頂点に立つのは2008年のG大阪以来、3度目。
出典;産経ニュース
チームが勝つためには、得点が必要。
しかも、ここ一番というときに仕事をしてくれるFWは不可欠。
ラファエルシルバ(Rシルバ)の得点を振り返ってみよう。
グループステージで浦和は6試合4勝2敗、総得点18点。
Rシルバが5点取っている。
しかも、第4節の上海上港戦は1-0で貴重な決勝ゴール。
ラウンド16以降で浦和は8試合4勝2分け2敗、総得点14点。
Rシルバが4点をゲット。
Rシルバは、準々決勝の川崎F戦で2戦合計4-4に追いつく同点ゴール。
極めつけは準決勝第2戦で1-0での決勝ゴールから、決勝第2戦まで3戦連発。
準決勝第2戦以降の得点はすべてRシルバの得点。
いかに勝負強いか。頼れる男か。
敵地サウジアラビアで挙げたアウェイゴールに反発した、心のないアル・ヒラルのサポータからインスタグラムに差別的投稿(サルやバナナ、中指を立てる絵文字など)をされる被害も受けている。
決勝第1戦で怪我をし、第2戦の出場も危ぶまれる中、見事な決勝ゴール。
彼のコメントを紹介する。
「本当に言葉にならない喜びだ。
ファンは知らないと思うけど、ケガを抱えていて、一週間乗り越えるのが大変だったんだよ。
でも、みんなのおかげで頑張れたんだ。
今回のタイトルは、これから獲得するたくさんのタイトルの中の一つ。
みんなで一つになって戦えたことに感謝したい」
「(サポーターのために)100パーセントの気持ちでプレーできた。」
出典:サッカーキング
出典;インスタグラムサーチ
ACLのホーム7戦7勝。
ホームの強さが目立ち始めたのが、ラウンド16の済州戦。
アウェイで0-2で敗戦しているので、3-0で勝たなければならない状況で、3-0で見事な勝利。
また、準々決勝での川崎F戦でも、1-3で敗戦後、ホームで4-1で逆転勝利。
ホームでの圧倒的な強さを誇ったのも、サポータの後押しなしで語れないだろう。
浦和のサポータは、ここ一番の大切な試合には5万人近く集まり、熱い声援を送る。
25日夜も、サポータが試合前から決戦ムードを演出。
バックスタンドには浦和のエンブレムとACLのカップ。
さらに両サイドのスタンドに、10年前のアジア制覇した2007年の星と、優勝を目指す2017年の星がかたどられ、それをリボンで結ぶ形となった。
試合中は常に、サポータの大声援、大合唱が鳴り響き、アウェイチームにやりづらさ、
浦和に勇気を与えていることだろう。
12月6日にUAEで開幕するクラブワールドカップ(クラブW杯)に浦和はアジア代表で出場。
対戦予定をチェックすると、まずは、12月9日準々決勝。
相手は開催国代表アルジャジーラかオセアニア代表オークランド・シティの勝者と。
勝ちすすめば、13日クラブW杯準決勝でレアル・マドリードと対戦ができる。
昨年の鹿島アントラーズに負けない戦いぶりを期待したい。
ちなみに、本田圭佑の所属する北中米カリブ海代表のパチューカ(メキシコ)との対戦は
お互いに16日の決勝まで勝ち上がるか、16日の3位決定戦、12日の5位決定戦に互いに進出した場合に限られる。
今から、レアル・マドリード戦、パチューカ戦が楽しみですね。
Jリーグの強さを世界に届けてほしいです。