「俺はコロナだ」と名乗る男の唾を浴び、数日後に亡くなる悲劇が起こっています。
事件の様子やその後の職場の対応などをお伝えします。
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恐ろしい事件がイギリスでおこりました。
ロンドン中心部のビクトリア駅の2人の女性駅員(ムジンガさんともう一人)が被害に遭った時の状況とその後の時系列。
3月22日 | 通りがかった男が女性駅員2人に向かって唾を吐き、さらにせきを掛けた後、彼女らに「俺はコロナだ」と話す。 |
2人は切符売り場に戻り報告。警察への通報を依頼 | |
上司に切符売り場の中で働かせてもらうように懇願するが、上司は拒否し、コンコースで働くように指示 | |
3月25日 | ムジンガさんはこの日まで勤務(医者の指示でこの日以後休む) |
数日後 | 2人は新型コロナウイルス感染症を発症 |
4月2日 | ムジンガさんは病院に救急車で搬送 |
4月5日 | ムジンガさんは死去 |
日本でも「俺はコロナだ」と言って店を追い出された人がいましたね。
今回のは殺人事件になるのではないでしょうか?
亡くなったのは、ベリー・ムジンガさんの顔画像はこちらです。
出典;CNN
名前:ベリー・ムジンガ
年齢:47歳
職業:ゴビアテムズライン鉄道(GTR)の係員
家族:夫と11歳の娘
病歴:呼吸器系の基礎疾患(過去に手術歴あり)
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ロンドン中心部のビクトリア駅ですが、
ロンドンの地下鉄の路線図をのせておきますが、複雑です。
黄色ものがCircle Line と呼ばれるもので、
日本で言うと東京のJR山の手線、大阪のJR環状線のイメージでしょうか?
Circle Lineの1つの駅でものすごい都会の駅です。
現在、英鉄道警察はこの唾を吐いた男をさがしています。
逮捕されたり、新情報が入り次第追記していきます。
今回のこの事件が判明してきたのは、亡くなったムジンガさんが所属していた労働組合です。
組合は会社の対応を批判しています。
・唾の被害にあったので、建物の中の勤務を申し出たがそれを拒否。
・その日は勤務終了まで終日、外で勤務。
・身を守るための防護具はなし。
・会社がムジンガさんの疾患のことを知っていた。
・疾患を知りながら、3月25日に医師から連絡を受けるまでムジンガさんを休ませなかった。
唾を吐かれた被害の報告を受けて、いつも通り勤務させたのは問題のように思います。
ただ、会社もその男性がコロナに感染しているとは思わなかったのでしょう。
しかし、検査をするなり、その日は建物の中での勤務など何らかの対応はとるべきでは?
ただ、一番悪いのは、駅員の女性に唾をかけた男性ですよね。
早期に逮捕されることを祈ります。
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これ日本の法律だと、傷害致死罪が成立するんじゃないの。
いずれ重い罰を受けることになる。
引用;yahoo!ニュース
恐い事件ですよね。
日本でも愛知県の蒲郡でありましたね。
自暴自棄になり、道連れにするのは辞めてもらいたいです。
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