スマホ持ち込み解禁に賛否両論!ネットの声が熱い!軍配どっち?

先日、大阪府が公立小中学校に対してスマホ持ち込み容認を決めるニュースが報じられ、それに追随するように、文部科学省のスマホ持ち込み解禁を発表。

この発表に対して、有識者をはじめあちこちで賛否両論の激論が交わされています。

賛否両論のそれぞれの声をお伝えします。

大人の意見とは別に、子どもはスマホが勉強に役立つものと考えているのかや、目に与える弊害やその対処法なども調査しました。

[adsense]

スマホ持ち込み解禁の報道

柴山昌彦文科大臣は19日、公立の小中学校でスマートフォンを含む携帯電話の持ち込みを原則禁止としていた指針の見直しを検討する考えを示した。文科省は2009年の通知で携帯電話は学校の教育活動に関係ないため持ち込み禁止を求めていたが、18日に大阪府が持ち込み容認を決定したことを受け、国もカジを切ったようだ。

引用;日刊ゲンダイ

大阪府の決定に文部科学省が追随した形であるが、大阪府ではなぜ、そのような決定がなされたのでしょうか?

 大阪府教育庁は先日、全国に先駆け、小中学校への持ち込み容認を決めた。昨年6月の府北部地震が登校時間に重なり、子どもと連絡を取れなかった保護者から改善を求める声が上がっていた。

引用;信毎WEB

保護者から改善を求められ、対応したとのことですが、スマホ持ち込み解禁における問題点などの検証はしたのでしょうか?

大阪府は大阪維新の会が実権を握ってから、決定が速くなりスピード感がありますが、失敗も多く、検証が不十分な印象があります。

大阪万博に対しても賛否両論のようですね。

大阪万博2025開催決定!素直に喜べない大阪の不安の声はこれだ!

もちろん、この決定に追随する必要はないのですが、文部科学省が舵を切った以上、非常に大きなことではないでしょうか?

では、賛否両論の意見をそれぞれみてみましょう。

まずは、賛成の意見です。

賛成意見

・親が子どもに連絡を取りやすい
・災害時にLINEを使える
・スマホの使い方を学習できる
・スマホを用いた授業ができる

一番大きいのは、親が安心できるということでしょうか?

学校の下校時刻が遅くなったとき、塾の帰りが遅くなったときなどスマホがあれば、連絡が取れると言われていますが、子どもが親の干渉を嫌がって、出ないときは余計不安になるのではないでしょうか?

確かに災害のとき、電話は繋がらないが、LINEは繋がったという場面があり、そのときは有効ですね。

また、スマホを利用した授業や、スマホの扱いに慣れさせる、使い方を教えるなどを挙げる人もいます。(ただ、これは、持ち込まなくてもできるのですが。)

ネットの声を拾ってみると、

では、次に反対意見を拾ってみましょう。

[adsense]

反対意見

大阪府の素案では

 素案は、スマホや携帯を持つ目的は防災・防犯のためで、使用は登下校中の緊急の場合に限ると明記。校内では各自のかばんで保管し、緊急時以外の使用は引き続き禁止としている。

引用;産経新聞

これを作った方は現場を知っているのでしょうか?

校内で各自のカバンで保管し、生徒がルールを守るのでしょうか?

実際に持ち込みを認めている私学では、教員が預かり保管しているケースが多いようです。

それも、公立中学より勉強ができる学校でそういう措置を取り、秩序を守らせているのです。

自己管理ができると考えること自体、おかしいのではないでしょうか?

先日も、東京町田で教師を挑発した高校生、また、新潟でいじめ暴行事件を動画撮影し、拡散した生徒がいる現状をどのようにとらえているのでしょうか?

町田総合高校体罰教師と挑発生徒は誰?動画公開で教師擁護多数の訳は?

新潟暴行動画は新潟青陵!暴行現場と投稿者は?退学処分相当とネットで炎上!

デメリットはかなり多くあげられています。

・ネット依存の助長
・SNSを通じた犯罪被害やいじめを助長
・家庭の経済事情で携帯を持てない子に対するケア
・盗難やいたずら
・休み時間など勝手に使用

ネットの声を拾ってみると

ネットでは明らかに反対意見が多いようです。

最後にスマホ持ち込みとは関係なしに、スマホと勉強の関係、スマホと目の関係をお伝えします。

[adsense]

スマホは学習に役立つ?

2018年3月にNTTドコモが12~18歳の子ども1,204人にスマホと勉強の関係などを調査しました。

「スマホは勉強に有効だと思う」と回答した子どもは81.2%で、8割以上の子どもたちがスマホは勉強するうえで役立つと回答しています。

勉強する時のスマホの活用方法(複数回答)は、

・「わからないことをネットで調べる」80.2%
・「わからないことを(スマホで)友達や知人に聞く」45.3%
・「辞書アプリを活用する」36.7%
・「勉強用アプリを使用する」29.0%
・「わからないことをネット上で不特定多数の人に聞く」15.9%

以前なら、辞書や教科書などで調べるのが普通でしたが、今では、スマホですぐに調べるのが当り前のようです。

大人が考える以上に上手に使っている子どもも多いのは覚えておきたいですね。

 スマホと目の関係

最も気になるのは、スマホをみることでブルーライトを浴び、目の奥にある黄斑を破壊し、ぼやけてみえたり、黒い点がみえたり、視力に障害が起きる可能性が生じてきます。


出典;ルティンゼリー

この黄斑は自分の身体でつくることができないのがやっかいなのです。

そして、浴び続けると、

出典;ルティンゼリー

このブルーライトから目を守るため、ルティン推奨摂取量は1日10㎎。

日本眼科学会でも推奨されています。

これだけ取ろうとするとにんじんで77本必要です。

これを補うをサプリを紹介します。

厳密にはサプリでなく、食べやすいゼリーですが、こちらです。⇩

まとめ

スマホ持ち込み解禁の話題を中心にスマホに関わる記事を書かせてもらいました。

学校に全て任せるのではなく、スマホを買い与えるのは親ですから、親がしっかり子どもにルールを教えるべきではないでしょうか?

親と学校、さらに大人がしっかり子どもを守るために知恵を結集する必要があるのではないでしょうか?

今回の決定は賛成意見もありますが、やはり、見切り発車の感が否めません。

非常識な動画を拡散する若者が増えています。

SNSなどを通じ犯罪に巻き込まれたり、犯罪を犯してしまう子どもたちも増えています。

課題はたくさんあるように思えてきます。