船戸雄大被告の裁判に優里被告が証人として出廷。
船戸被告のしつけの自信が危険な訳などを調査しました。
船戸雄大被告の顔画像を小学校時代から集めました。
経歴と顔画像の変遷をみながら、わかることは何かを考えてみました。
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船戸雄大の裁判に優里被告が
元妻の船戸優里被告が証人としてよばれました。
優里被告は黒いハンカチで顔全体を覆い、泣きながら入廷しました。
優里被告は、一貫して、今回の犯罪は「雄大被告による心理的なDVの支配下」であることを主張しています。
このことを考慮して、衝立が置かれました。
検察側は、香川県で暮らしていた時に初めて見た結愛ちゃんへの暴行について質問しました。
「最初に結愛のおなかを蹴っているのを見ました」(優里被告)
「どうやって蹴ったの?」(検察官)
「結愛のおなかをサッカーボールみたいに蹴りました」(優里被告)一家が東京・目黒区に転居する前、雄大被告が先に東京へ行き、1か月ほど、結愛ちゃんや優里被告と離れて暮らしていました。その後のことを聞かれると・・・
「結愛が香川に住んでいる1か月で太ってしまった。『香川にいた時のしつけが水の泡になった』と雄大が言っていて、そこから雄大が厳しくなった」(優里被告)
出典;JNN
ここで、気になるのは『香川にいた時のしつけが水の泡になった』
ここで注目すべきは雄大被告のしつけに対する自信です。
この自信をいつからもっていたのでしょうか?
雄大被告の自信は危険のサイン
事件前、結愛ちゃんを一時保護した香川県の児童相談所の元担当者が出廷しています。
ちょっと整理すると
時期 | 場所 | 児相の対応 |
16、17年 | 香川県善通寺市 | 2度保護 |
18年 | 東京都目黒区 | 保護せず |
香川県の担当者の話によると
1度目の保護の時は
「『手を上げたのは悪かったが、全然しつけられていなかった結愛をここまでしつけたのは自分だ』などと、延々と自分の思いをしゃべっていた」と振り返った。
引用;読売新聞
ここまでしつけたのは自分と主張しています。
さらに2度目は
2度目の保護の解除時、雄大被告は「しつけをしなかった実の父親がとがめられず、自分がとがめられるのは納得できない。児相は親が悪いと思っているだろうが、子供に問題がある」と話したといい、元担当者は「あぜんとして驚いた」と話した。
引用;読売新聞
結愛ちゃんは優里被告の連れ子ですが、「しつけをしなかった実の父親がとがめられず、自分がとがめられるのは納得できない。子供に問題がある。」
かなり、ヤバい状態ではないでしょうか?
親として教育するのは否定しませんが、このしつけをしないとという気持ちが強すぎると今回のような虐待につながりやすいですよね。
雄大被告は、自分のしつけに自信を持っていた、ということは
自分の行為が「虐待」とは認識していなかった、ということです。
なぜ、虐待につながるのか、実際の雄大被告の取った行動から確かめてみましょう。
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自信が虐待に
優里被告によると、平成28年の結婚当初は雄大被告が積極的に結愛ちゃんに関わり、「美人」「かしこい」とほめたこともあったようです。
ただ、子どもはあくまでも子ども。
大人の思うように行動できないのが当たり前。
それがわからず、できないと徐々に厳しい態度となり1時間にわたる説教や、たたいたり蹴ったりすることもあったようです。
東京へ引っ越してから、太ったという理由で食事も満足に与えず、
亡くなる2カ月ほど前には16キロ余りあった体重が雄大被告による食事制限によって逮捕時には12.2キロに。
自宅に駆けつけた消防隊員の証言では「骨と皮しかない体だった。」と。
そして、無理難題を押し付け苦しめていくのですが、そのことは結愛ちゃんの手紙が物語っています。
自宅からは結愛ちゃんが平仮名で「きょうよりも あしたは もっとできるようにするから、おねがいゆるして、ゆるしてください」などと書かれたノートも見つかったという。
引用;NNN
全文も紹介します。
出典;Twitter
まさに、しつけという名の虐待の様子ですね。
では、最後に船戸雄大被告の顔画像の変遷をみてみましょう。
いつ頃から、暗い表情になったのでしょうか?
雄大被告の顔画像の変遷
まずは、札幌の小学校時代ですが、背が高く、バスケットボールが得意で人気ものでした。
万能感に満ちた少年時代のみなぎる自信は、「日本人初のNBA選手になる」と卒業文集にも刻まれていたようです。
出典;FNN
そして、東京での大学時代。
大学でもバスケットボールのサークルに入っていたようです。
そのサークルのリーダーで、世話焼きなまとめ役だったようです。
出典;FNN
卒業後も東京に残り、2007年4月、通信関係の大企業に勤めるようになる。
ただ、仕事に飽きっぽく、すぐにやめてしまいます。
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東京から札幌、そして香川へと点々とするころの写真がこちらです。
出典;FNN
キャバクラで優里被告と出会い、結婚することになりますが、店にばれて馘に。
そして、2人目の子どもができて、腹をくくったかのように、まじめに働くことを決意。
食品会社に勤めたころがこの写真です。
出典;FNN
面接の写真なので真面目そうな写真は当然でしょうか?
2018年3月3日、逮捕された時の写真です。
出典;FNN
顔の表情には犯罪の面影を読み取ることはなかなかできませんね。
逆に、このことから、子育てでちょっと歯車が狂うと、誰もが虐待などに陥る恐れがあるように感じてしまいました。
もちろん、多くの人が一線を越えずに踏みとどまるのですが。
これだけ多くの虐待事件があるので、気をつけたいですね。
栗原心愛ちゃん虐待でPTSD!なぜ父のもとに?多すぎる児相ミスの訳は?
ネットの反応
船戸雄大被告
裁判中に涙を流したらしいが
結愛ちゃんは泣いてお前に縋ったのに突き放し殺したのはお前だよ。お前の涙なんて何の価値もない。
弁護側が被告なりに親としての愛情持ってたとか言ってるけど
そんなのがなんの弁明になるわけ?汚いんだよ
こいつと母親の名前は絶対忘れてはいけない。— 油田生まれ (@daikonsyuf) 2019年10月1日
#船戸結愛 ちゃん皮膚は浅黒く変色して170カ所も傷があったのに母親の #船戸優里 は2回しか暴行を見てないんだって、#船戸雄大 の裁判では泣いたり悲しんだりしてるけど、ラインで結愛ちゃんの事メスゴリラって呼んでいるのが明らかになったし。二人には重い判決を望みます。 pic.twitter.com/ISiXBUyuUN
— えむ (@M07808099) 2019年10月3日
「父vs母 法廷で対決」船戸結愛ちゃん虐待死裁判…見事な屑っぷりの似た者夫婦。#船戸結愛#船戸優里#船戸雄大
SmartNews https://t.co/b3sF11tqsL— Hollywood native (@77Saturian) 2019年10月3日
船戸雄大被告、あんたは病気だ。異常だ。だからって裁判で容赦されると思うなよ。躾ってのはな、親が黙って背中を見せることだよ‼️
「しつけには自信があった」児童相談所職員の証言から見えてくるもの(山脇由貴子) – Y!ニュース https://t.co/KNOMxgkQ8O
— のんたん (@nINtokyo) 2019年10月3日
泣いてごめんなさいと言い続ける幼い子供を虐殺した男です。
裁判で泣こうが喚こうが許してはいけません。— LONG (@LONG60782273) 2019年10月3日
公判は始まったばかりです。
どのように進んでいくのかを見守りたいです。
亡くなった結愛ちゃんの無念さを考えると、2人の被告はお互いに自分の量刑を軽くすることだけを考えるのは許されないことですよね。
しっかり、命の重さ、自分のした失敗を猛反省してもらいたいです。
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