横浜市中区で9階建てのビル看板が落下して、下を歩いていた男性に直撃し、大騒ぎになりました。
その現場とビル名を特定しました。
また、9階から落ちてくる看板の速度の計算もし、逃げるための時間も算出。
このビルの安全管理に問題はなかったのかなども調査しました。
事故の概要
1日午後3時半ごろ、横浜市中区尾上町5丁目で、9階建てビルの屋上付近の外壁の一部がはがれ落ち、下の歩道を歩いていた会社員の男性(65)に直撃した。神奈川県警によると、男性は鼻や口から出血しており、病院に運ばれたが、約1時間50分後に亡くなった。
出典;朝日新聞デジタル
恐ろしい事故、いや事件ではないでしょうか?
では、男性に直撃したパネルとはどんなものだったのでしょう。
亡くなった方の身元は公開されていません。
公開された場合、追記していく予定です。
〇追記:10月2日17:30 身元判明
亡くなった方は会社員の河辺康正さん(65)と判明
パネルの画像
ニュースの映像からご覧ください。
出典;NNN
でかい!こんなものが9階から落下とは?
さらに、
出典;NNN
4枚同時に写っている画像は
出典;朝日新聞デジタル
落下したのは金属製の四角形4枚で、縦横約1~3メートルのようです。
では、この事故現場とビル名を調べてみました。
事故現場、ビル名特定
住所は、横浜市中区尾上町5丁目です。
さらに、ニュースの映像から、ビルを探しました。
このビルの名前は KIT関内ビルです。
警察は業務上過失致死の疑いを視野に捜査を進めるようです。
そうなると、ビルの所有者、管理者の責任が問われることになることでしょう。
このビルについて調べてみると、賃貸オフィスのようです。
賃貸情報のOffice Cloudによると
部屋の賃料は現在の空き部屋では 7階、26.47坪で22.8万円 のようです。
このビル、築29年だったようです。
事故原因は?安全管理は?
現在、捜査中のようですが、台風24号との関連があるのではないでしょうか?
台風通過後の点検などしっかり、行っていなかったのではないでしょうか?
今年は強烈な台風がきて、ニュースの映像などで、ビルの看板が吹き飛んでいますよね。
台風通過後にビルの管理者がどれだけ点検をしたか問われるのではないでしょうか?
今回の事故はある程度予測でき、未然に防ぐこともできたのではないでしょうか?
とっても悔やまれる事件です。
〇追記:10月2日17:40 パネル落下の実況見分、錆が見つかる
実況見分は、午前9時ごろからビルの管理責任者を立ち会わせて始まった。
事故のあった1日は、台風24号による影響で、未明の時間帯に横浜市内も強風に見舞われたが、警察によると、落下したパネルの一部がさびていたということで、安全管理に不備がなかったかなど、業務上過失致死の疑いも視野に捜査している。
引用;FNN
9階から落ちるということは、かなりスピードもでていて、硬く重い看板が落ちると大変であることがわかりますね。
出典;朝日新聞デジタル
落下スピードを計算してみましょう。
看板が落ちてきたスピードは?
高校で習った?物理の問題として計算してみました。
空気抵抗を無視し、自然に落としたと仮定して計算しました。
高さが30mと仮定して、30m落下してきたときのスピードは
毎秒24.25mです。時速87.32kmです。
高速道路を走る車並みのスピードになります。
ちなみに、30m落ちるのにかかる時間は2.47秒です。
歩道を歩いていて、看板が落ちる音を聞いてから逃げるには3秒もありません。
不運としかいいようがないですね。
ネットの反応
過ぎ去ったからとはいえ、安心できませんね……。
お気の毒としかいいようがありません。
ご冥福をお祈りします。
引用;Yahoo!ニュース
強めの台風が増えているからね
今からもいろいろ起こりそう引用;Yahoo!ニュース
亡くなった方のご冥福をお祈り申し上げます。