淡路島で風車が倒壊する大災害です。
そしてこれを受け、ネットで炎上しています。
その訳を分析、調査しました。
また、今回の普通の規模の台風でなぜ、風車は倒れたのかも調査しました。
災害の概要
兵庫県淡路島の北部にある北淡震災記念公園では、23日から24日朝にかけて、高さ約37メートルの風力発電用の風車が根元から倒れた。近くの建物の屋根も吹き飛んでいて、台風20号の暴風によるとみられる。
淡路島の洲本市では、23日午後11時ごろに最大瞬間風速38.5メートルを記録。
出典;NNN
衝撃画像
出典;NNN
風車の場所と台風の経路
風車は淡路島の北淡震災記念公園にあります。
台風の経路は
出典;ANN
確かに淡路島を直撃していますね。
午後11時ごろに最大瞬間風速38.5メートルを記録。
近くの和歌山市友ヶ島ではことし全国で最も強い、風速52.3メートルを記録。
〇追記:8月24日20:10 風の強さ
風速30m以上の風は青色ですが、淡路島では継続的に猛烈な風が吹いていました。
出典;FNN
ネットの反応がすごい
この風車は60メートルの風速に耐えられる構造なのになぜ、倒れたのでしょうか?
16年前に建てられ、60メートルの風速に耐えられる設計だが、去年故障し、羽根の回転は止まっていたという。
引用;NNN
配信3時間で1000を超えるコメントが書かれています。
設計強度に達していないなら施工の手抜きかミスだろうね
まずは同じ施工会社の風車は全て精査点検して強度不足が疑われるものは撤去しないといけない引用;Yahoo!ニュース
専門家が本来なら風速80メートルあっても倒れない
風が原因ではないと言ってた引用;Yahoo!ニュース
この風車の基礎どうなっていたんだろう。
このような基礎では、あちらこちら危険じゃないの。
今回はたまたま倒れた方向が良かったが、巻き込まれるで、近隣が引用;Yahoo!ニュース
基礎がおかしい?手抜き工事じゃないでしょうか?
引用;Yahoo!ニュース
風車の基礎工事、手抜き工事だろう。
杭を打って、鉄骨で接続じゃないと、
ダメだろう。引用;Yahoo!ニュース
いやいや、今回の台風って少し強めの普通の台風だよ。進路は可笑しかったけど、規格外に強かったわけでもないのに、こんなんで折れてたら話しにならない。
引用;Yahoo!ニュース
他のところ大丈夫か?老朽化で腐食が進んだらと思うとちょっと怖い
引用;Yahoo!ニュース
流石にこれは設計ミスか手抜き工事か、人災でしょう
引用;Yahoo!ニュース
〇追記:8月24日20:10 長尾教授のコメント
徳島大学工学部・長尾文明教授は「これだけ見た感じでは、そこの風車と基礎の部分との、コンクリートの部分が剥がれちゃったんですよね。そこのところが弱点として、こういう倒れ方をした」と話した。
出典;FNN
そして、風を逃がす仕組みが重要とのコメントです。
「(風車を)止めて風を逃すための制御になってたかというのは、もっと近づいて根本をちゃんと見ればわかるかもしれないが、このあたり停電になったという話をしてましたので、そういうことがあって制御不能になったのかなと。制御不能になってた場合だと、設計風速60メートルで設計されてても、過大な空気圧・風圧がかかりますので、倒れることもあると思います」と話した。
引用;FNN
コメントの多い訳は?
台風の規模と破壊された風車の規模のギャップではないでしょうか?
確かにW台風と言われ、1つは淡路島のすぐ横を通り、瞬間最大風速も38.5mで凄い風が吹いています。
でも、風を受け、エネルギーに変える風車がこんなに簡単?に倒れていいのでしょうか?
特に倒れた映像をみると
〇大きい風車(高さ37m)
〇基礎がとても弱そう
このあたりから考えて、この後も全国の風車がいつ倒壊するか恐ろしさを感じさせますね。
この恐怖感のようなものが、ネットの声に表れているのではないでしょうか?
個人的な疑問ですが、風車が故障して羽根の回転が止まっていたという部分に驚きます。
羽根の長さは1つ22メートルもあるのです。
回らなければ、この風を真面に受けて、すごい抵抗になるのは自明ではないでしょうか?
回るようにしていれば、風が少しは逃げて倒れなかったのではないでしょうか?