7日午前2時45分ごろ、大阪府茨木市の集合住宅で火災が発生。
母親の有光知佳(35)と幼い娘2人が亡くなる悲しい事件が発生しました。
火災現場の特定、火災原因、さらにお亡くなりになった3人の方がどれだけ周りから愛されていたかなどを調査しました。
事故の概要
7日午前2時45分ごろ、大阪府茨木市の集合住宅の5階の一室約55平方メートルを全焼しました。
「隣の家が燃えています。ベランダから炎が見えます」と、マンションに住む男性から119番が入った。
消防が駆け付け、約30分後に鎮火した。
10代後半とみられる長男は部屋から自力で逃げ出し、周囲に「中に親と妹がいます」と助けを求めた。
残念ながら、室内から母親とみられる女性と、娘とみられる10歳以下の女児2人が死亡。
長男は病院に搬送されたが命に別条はないという。
引用;毎日新聞
火災現場
大阪府茨木市星見町の鉄筋5階建てマンション「ニュー星見ハイツ」です。
出典;google map
なお、気になる出火原因は現在のところ、公開されていません。
公開され次第、追記していく予定です。
追記:8日11:40
出火原因は調査中ですが、火元は台所だったようです。
長男は出火直後に、有光さんが台所で火を消そうとする姿を目撃しています。
長男は、外の通路に出て消火器を持って再び戻ろうとしたが、煙が屋内に充満し、入れなかったという。
火災原因特定か?追記:9日23時55分
台所付近で激しく燃えていることから、台所のコンセントプラグから出火した可能性が高いことがわかりました。
プラグの一部が焦げており、府警は、「たこ足配線」の状態で容量を超えた電気が流れた可能性があるとみている。
台所付近の燃え方が激しかったという。台所のコンセントに電源タップなど複数のプラグがつながれ、さらに電化製品が接続された状態になっていた。電化製品のプラグを詳しく調べたところ、
2本の差し込み部分の片方が黒く焼け焦げていたという。 引用;朝日新聞デジタル
たこ足配線、恐いですね。
けっこう平気でやっている家庭もあるのでは?
注意しましょう。
悲しみの声
母親と高校2年生の長男、小学生の長女、保育園の次女、さらに男性1人の5人暮らしのようです。
亡くなった方の名前とその人柄をお知らせします。
母親は有光知佳(ありみつちか)さん。36歳です。
母親は気さくな人柄で優しい母親であったようです。
長男と同級生という高校2年の男子生徒(16)は
「2、3年前にマンションに引っ越してきた。
年の離れた姉妹と兄は仲が良く、母親も気さくな人柄だった」
と突然の出来事に驚いた様子だった。
引用;毎日新聞
小学2年の長女、愛唯(めい)さん(7)
長女も優しく明るい子のようですね。
近くに住む小学5年の男児(10)は姉と友人で
「数日前に公園で剣玉や鬼ごっこをして遊んだばかりだった。優しくて明るい子だったので、悲しい」
と話した。
引用;毎日新聞
保育園児の次女、凜(りん)ちゃん(5)
次女も同じく
同じ保育園に息子を通わせている女性(25)は
「姉妹で公園で遊んでいるのをよく見た。
妹は私が妊娠した時に、おなかを『よしよし』となでてくれる優しい子だった」
と涙を流した。
引用;毎日新聞
まとめ
新学期を迎え、希望に満ちているときに、襲った火災、本当に悲しすぎます。
必死に助けを求めた高校2年生の長男は無念でならないことと思います。
少年の心の傷は簡単に癒されないと思いますが、なんとか乗り越えてほしいものです。
また、亡くなった母親、さらに幼い姉妹は残念でなりませんね。
本当に、近所の評判のよい家族だったようですね。
亡くなった3人のご冥福をお祈り申し上げます。