業務上横領で逮捕された女が実は国際ロマンス詐欺の被害者だったことで話題になっています。
小崎啓子顔画像やフェイスブックを特定。
相手の騙したはポール・N・アントニオと名乗る男の画像、フェイスブックも調査しました。
国際ロマンス詐欺について、被害者の年齢、被害金額、相手の職業など詳細も調査し、なぜ高齢者が狙われるのかも考察しました。
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事件の概要
捜査関係者によりますと、小崎容疑者は去年12月と今年1月、当時勤めていた名古屋市内の病院から、あわせておよそ1000万円を着服した業務上横領の疑いが持たれています。小崎容疑者は容疑を認めていて、「恋人がお金に困っていたので助けたかった」などと話しているということです。
引用;JNN
なぜ、小崎容疑者はこのような行為に及んだかは「国際ロマンス詐欺」の被害にあっていた可能性があるようです。
まず、容疑者の人物像、その後で国際ロマンス詐欺について紹介します。
容疑者のプロフィール、顔画像
名前 | 小崎啓子(おざき けいこ) |
年齢 | 66歳 |
住所 | 愛知県日進市 |
職業 | 無職 |
前職 | 医療法人(20年勤務、経理担当) |
フェイスブックのアカウントの調査をすると、本人と思われるアカウントを発見。
こちらです。
顔画像は
国際ロマンス詐欺とはどのようなものか?
また、小崎容疑者の相手など具体的な内容をみていきましょう。
国際ロマンス詐欺の手口がやばい!
男は英国出身の軍人「ポール・N・アントニオ」と名乗っています。
出典;フェイスブック
SNSで騙す相手を探していたようですが、小崎容疑者が使用したSNSは、フェイスブックです。
出典;フェイスブック
小崎容疑者の写真に対して
ポール:「かわいい天使のように」
小崎:「ありがとうございますアハハ!」
出典;フェイスブック
そして、小崎容疑者に結婚をほのめかす内容や、病気の治療費や日本への旅費を求める内容のメッセージを送っていたようです。
まさに結婚詐欺の手口。
では、66歳の年齢の大人がなぜ騙されるのでしょうか?
その訳を調査してみました。
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国際ロマンス詐欺に高齢者が騙される訳は?
SNSの普及で20年ほど前には知り合うことがなかった人と知り合えるようになりましたね。
そこでまず、高齢者がこの詐欺にひっかかりやすい理由は
もう一度恋をしたいという心の隙をうまく責められているのではないでしょうか?
年齢を重ねると、経済的余裕は生まれますが、肉体的不安が生じてきます。
死ぬ前にもう一度、心をときめかせたいという思いがあるようです。
実際に「シニア・熟年層におすすめの出会い系・婚活アプリ3選」などの記事がでていて、熟年離婚と同じくらい、熟年カップルなど活発です。
もう一つは、外国人という特殊性です。
以前であれば、外国人に出会うきっかけが極めて稀でした。
外国人の彼、彼女を持つというステータスが心を揺さぶっているのではないでしょうか?
国際ロマンス詐欺の被害の実態
被害者510人のアンケート結果を掲載します。
〇年齢層
出典;新川てるえHP
最も多い年齢層は、40歳代以上の中高年です。
子育てが一段落し、時間やお金にゆとりのある年齢層ですよね。
SNSの利用を楽しんだり、海外に憧れたり、英語を学びたいなどの思いのある年齢層であることも、被害に遭いやすい要因になっているのはないでしょうか。
〇場所
出典;新川てるえHP
SNSが圧倒的に多いですね。
マッチングアプリに偽アカウント、さらにLINEやSkypeで突然メッセージが入ってくるケースもあるようです。
〇詐欺師の職業
出典;新川てるえHP
詐欺師が自称する職業の第1位は軍人(47%)、2位は医者・軍医(25%)です。男性が被害者の場合には、看護師・販売員などを騙ることもありますが、近年では女性兵士、女医を名乗るケースが増えています。
軍人はアメリカ、イギリスの軍人を名乗る詐欺師が大半です。そして彼らのプロフィール写真はニュースサイトやSNS上にある実在の軍人の写真が使われています。
〇被害額
出典;新川てるえHP
510人中金銭被害があったのは142人、被害にあった平均金額は442 万円という結果が出ました。最高被害金額は、なんと5400万円。
被害額を詐欺師との交際期間と紐付けて見てみると、交際期間が長いほど(半年以上から2年まで)はかなりの確率で金銭被害を受けることもわかりました。
国際ロマンス被害は非常に増えています。
対策のためのホームページなど、多くの記事がでているようです。
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ネットの反応
#ワンダ4
国際ロマンス詐欺って聞くと
どうしてもコレを思い出すw pic.twitter.com/uFoj0odVpJ— 鯖ミソ(人生無茶リブレ) (@sabamisozinse77) March 21, 2019
「66歳女性逮捕、国際ロマンス詐欺へ関与か?」
“国際ロマンス” のネーミングが、ハイカラというか、昭和っぽい。セピア色〜笑)🐶
— Kotaro976 (@kotaro976) March 21, 2019
国際ロマンス詐欺ってすごいジャンル(?)があるんだねえ。
ハーレクインのネタになりそう(;´Д`)— きょしんへいにく (@kyoshinehi) March 21, 2019
“国際ロマンス詐欺”って聞いて昔の悲惨な出来事思い出したわ。金品を奪われたわけじゃないんだけど…
— Miku(満身創痍なのでお手柔らかに) (@mikumikune) March 20, 2019
国際ロマンス詐欺、被害総額は5260万。娘が結婚できるなら、とローンを組んだ父も一緒に騙され…。
国際ロマンス詐欺ジャーナリストの新川てるえさんのもとに駆け込んできた、被害者の実話。https://t.co/pPTOiCotD7
— ハフポスト日本版 (@HuffPostJapan) March 7, 2019
新種の詐欺で、かなり被害がでているのに驚きです。
残り余生を楽しもうとする高齢者を騙す手口が巧妙なのに驚きです。
犯罪者の小崎容疑者には同情できませんが、真面目な方が犯罪に巻き込まれないように取締を強化してもらいたいですね。
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